概要
日本三大こけし発祥地のひとつ。轆轤で模様を描く。
解説
土湯温泉(つちゆおんせん)は、福島県福島市土湯温泉町にある温泉。高湯温泉とともに土湯・高湯温泉郷を構成する。 吾妻・安達太良連峰の峠付近に位置する温泉施設も「土湯温泉郷」に含まれることも多い(鷲倉温泉、赤湯温泉、野地温泉、新野地温泉、幕川温泉)。 温泉街はJR福島駅の南西約16kmに位置しており、浄土平、一切経山、吾妻小富士、高山、安達太良連峰の山々に囲まれている。標高は約450メートルで温泉地全域が磐梯朝日国立公園に指定されている。鳴子(鳴子温泉)や遠刈田(遠刈田温泉)と並んで「日本三大こけし」産地としても知られる。 福島城下町から会津方面へと向かう会津街道(土湯街道)の宿場としての役割を兼ね備えた温泉郷として、1400年以上の歴史を持つ。県都福島市から会津地方へ向かう最短ルート国道115号(土湯街道)沿いに立地する。 温泉街近郊の仁田沼周辺には、ミズバショウやカタクリの花が咲き、女沼などの自然観光スポットも存在する。 土湯温泉にはいくつもの源泉があり、10種類以上の泉質の温泉が楽しめる。 開湯伝説では、オオムナチノミコト(大穴貴命)が荒川のほとりで地面を鉾で突いて発見したとされる。鉾で突いたことから「突き湯」となり、それが転じで「土湯」となったという。 587年(用明天皇2年) - 聖徳太子の使者となった秦河勝が東国への旅の途中で病に伏し、その夢枕に聖徳太子が現れて「岩代国の突き湯(土湯)に霊泉あり」と告げられ、この地で湯治を行ったところ平癒したという伝説が残る。 鎌倉時代 - 『吾妻鏡』に土湯の記載がある。 1999年4月20日 - 高湯温泉とともに国民保養温泉地に指定。 2007年1月12日 - 地域団体商標に登録された。 2011年 - 東日本大震災発生に伴う避難者の受け入れを実施。 2013年12月7日 - 土湯こけしをモチーフとしたマスコットキャラクター「きぼっこちゃん」発表会を開く。 土湯こけしは福島市を代表する郷土玩具となっている。日本有数のこけし産地で先述のように鳴子(鳴子温泉)や遠刈田(遠刈田温泉)とともに「日本三大こけし」産地の一つとなっている。周辺には土湯見聞録館やこけしの展示館などが存在する。 土湯こけし(土湯系)の特徴は、ミズキやカエデを原材料とし、頭頂部に黒の蛇の目の輪を描き、前髪と鬘の間にカセと呼ぶ赤い模様があることである。
出典:Wikipedia(CC BY-SA 4.0)
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