概要
人の手が入らないブナ原生林。日本初の世界自然遺産のひとつ。
解説
白神山地(しらかみさんち)は、青森県から秋田県にまたがる山地帯の総称。屋久島とならんで1993年(平成5年)12月、日本で初めてのユネスコ世界遺産(自然遺産)に登録された。そこには「人の影響をほとんど受けていない原生的なブナ天然林が世界最大級の規模で分布」(世界遺産登録理由)と記されている。 白神山地の位置は青森県西津軽郡鰺ヶ沢町、深浦町、中津軽郡西目屋村、秋田県山本郡藤里町で標高300メートルから1243メートルの向白神岳に及ぶ山岳地帯である。(N 40°22' - 32'、E 140°2' - 12') 地質的には主に9000万年前(中生代白亜紀)の花崗岩を基盤としており、当時の日本列島はユーラシア大陸と地続きだった。その後、海底下にあった2000万年から1200万年前(新生代新第三紀中新世)にかけ海底の火山活動があり、白神山地の大部分はそのときの堆積岩(凝灰岩、泥岩、砂岩)や貫入岩類(流紋岩、石英閃緑岩等)で構成されている。 白神山地の山については「白神山地の山の一覧」参照。 白神山地全体の面積は約13万ヘクタールでそのうち約1万7000ヘクタール (169.7平方キロメートル) がユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されている。青森県側の面積はそのうち74パーセントの126.3平方キロメートルを占め、残る43.4平方キロメートルは秋田県北西部にあたる。なお、白神山地に含める範囲(世界遺産登録地域外の地域も含めた範囲)や総面積については次のように資料によって差異がある。 2,400平方キロメートル説(矢立峠説) 1,300平方キロメートル説(中村川、相馬・西目屋村境、早口川までの範囲) 1,000平方キロメートル説(郡境、津軽峠、湯ノ沢川までの範囲) 標高100mから1,000m説 地理区分上の名称であるとする説(青森・秋田県境付近に表示) 2,400平方キロメートル説(矢立峠説)と地理区分上の名称であるとする説は地理区分とされる。一方、大鰐町、岩木山東辺説や1,300平方キロメートル説(中村川、相馬・西目屋村境、早口川までの範囲)は土地利用区分とされる。また、1,000平方キロメートル説(郡境、津軽峠、湯ノ沢川までの範囲)は植物学的見地に基づくとされる。
出典:Wikipedia(CC BY-SA 4.0)
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指定:世界自然遺産
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