概要
武蔵野の面影を残す雑木林に囲まれた禅寺。境内林は国の天然記念物で、堂宇と林が一体で設計されている。
解説
平林寺(へいりんじ)は、埼玉県新座市野火止にある臨済宗妙心寺派の寺院で、野火止台地に約40ヘクタールの広大な境内を有する。 山号は「金鳳山」である。この山号は、開山である石室善玖(1294年 - 1389年)が元で修行した金陵(現在の南京)の鳳台山保寧寺から「金」と「鳳」をとったといわれる。 本尊は釈迦牟尼仏。 関東でも名のある専門道場(すなわち他寺院より雲水が集まる修行場所)である。寺域の南西部にカエデ類が近年になって大量に植栽され、現在では紅葉の名所としても知られる。 境内林は、武蔵野における二次林を主体とした自然の残存地域として学術上貴重であることから、1968年(昭和43年)5月28日(文化財保護委員会告示第33号)、国の天然記念物に指定された。その後、惣門前通りに飲食店建設の計画が持ち上がり、これを阻止するべく、東南側の約1ヘクタールを1976年(昭和51年)5月12日(文部省告示第86号)に追加指定された。 平林寺惣門、同三門、仏殿、および中門は、昭和48年3月に埼玉県指定有形文化財に指定されている。 平林寺境内林およびその周辺の樹林、野火止用水流域一帯の48.50ヘクタールは、昭和54年度に埼玉県の定めるふるさとの緑の景観地に指定されている。 また、新座市野火止用水・平林寺の文化的景観保存計画に基づき、野火止用水の水路部、平林寺、雑木林、農地と一体となった景観が形成される区域を、文化財保護法第2条第1項第5号により規定される 文化的景観と定めている。 平林寺を中心とした周辺樹林地68ヘクタールは、かつての武蔵野の自然環境を今に残しており、保全すべき重要な緑地であると認められることから、首都圏近郊緑地保全法(昭和四十一年法律第百一号)第三条第一項の規定により、近郊緑地保全区域に指定されている。
出典:Wikipedia(CC BY-SA 4.0)
出典 ja.wikipedia.org ↗基本データ
創建・開館:1375年 代表作・所蔵:茅葺の山門と仏殿、13万坪の境内林 ジャンル:建築、野外・ランドアート
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