概要
島の植物だけで黄・樺・黒を染め分ける絹織物。染めから織りまで島内で完結し、国の伝統的工芸品。
解説
黄八丈(きはちじょう)は、八丈島に伝わる草木染めの絹織物。 島に自生する植物の煮汁で黄色、鳶色、黒に染められた糸を平織りまたは綾織りに織り、縞模様や格子模様を作ったもの。 まれに無地の物も染められることがあるが、地の黄色がムラになりやすく市場にはほとんど出回らない。 むろん八丈島が本場だが、秋田県でもハマナスなどを原料とした染料を用いた「黄八丈」が織られているため、そちらの八丈を「秋田黄八丈」、八丈島で生産される八丈を「本場黄八丈」と呼んで区別している。 八丈刈安(コブナグサ)で染めた明るい黄色の色彩が特徴であり、現在は伝統的工芸品として国の指定を受けている。 鳶色が主体になったものは茶八丈、黒が主体のものは黒八丈と呼ぶことがあるが、黒八丈には同名の別の絹織物が存在するので混同しやすい。 黄八丈という名称は戦後になってからよく使われるようになったものであり、以前は「八丈絹」「丹後」と呼ばれていた。 伊豆諸島では八丈島の他に三宅島でも独自の絹織物が製造されている。三宅島のものは三宅丹後と呼ばれている。
出典:Wikipedia(CC BY-SA 4.0)
出典 ja.wikipedia.org ↗基本データ
創建・開館:室町期 代表作・所蔵:八丈刈安の黄、泥染の黒 ジャンル:染織
出典 ja.wikipedia.org ↗旅の前に知っておくこと
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