概要
足利のワイナリー。知的障害のある人が働く施設として始まり、急斜面の畑でぶどうを育てる。
解説
ココ・ファーム・ワイナリー(英称: COCOFARM & WINERY)は、栃木県足利市にあるワインメーカー。 「社会福祉法人こころみ学園」は指定障害者支援施設で、初代園長と中学校の特殊学級の生徒達が、 1958年(昭和33年)に山林を開墾してぶどう畑を作り、「有限会社ココ ・ファーム・ワイナリー」を設立して、そのぶどうを原料にワインを生産し販売を行っている。事業開始から既に50年を超える歴史があり、国際的にも高い評価を得ており、障害者による農業分野への進出の草分け的な存在となっている。 川田昇(1920(大正9年)〜2010年(平成22年)、後・初代こころみ学園長)は当時、足利市の中学校に特別支援学級をつくり、1958年(昭和33年)、私財を投じて山の急斜面の土地を購入し、知的障害を持った生徒たちと雑木林を開墾してブドウ畑を作り始めた。1969年(昭和44年)、ブドウ畑の麓に指定障害者支援施設の「こころみ学園」がスタートした。ブドウを醸造してワインを造る果実酒製造免許は、社会福祉法人には認可されなかっため、1980年(昭和55年)、川田の計画に賛同する父兄たちにより「ココ ・ファーム・ワイナリー」が設立された。 川田は貧しい農家に生まれた、太平洋戦争で満州に出征したが結核が再発し、戦闘の最前線には送られなかった。仲間が次々と戦死していくたびに、自分だけ生き延びたことに罪悪感を覚えた。川田はこれからの人生を何か人のために尽くしたいと考えた。その後、学校に教師として赴任した時、知的障害者の存在を目のあたりにして、彼らとともに生きていこうと決意した。 最初は生食用ブドウを作っていたが、価格変動が大きく収入が不安定なのでワイン造りに乗り出した。当初は、こころみ学園が果実酒製造免許を取得する計画だったが、税務当局からの指摘である「補助金対象となっているこころみ学園が酒税を納めるのは問題がある」とのことで、別法人として「ココ・ファーム・ワイナリー」を設立した。1984年(昭和59年)、果実酒製造免許を取得し、こころみ学園から原料のブドウやシイタケを仕入れ、ワインに醸造して販売しシイタケの販売も行い、また、こころみ学園の園生が活躍する場所も提供した。
出典:Wikipedia(CC BY-SA 4.0)
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分野:ワイン・農福連携
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情報確認日:2026-09-03
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