概要
『古事記』の「因幡の白兎」の舞台とされる。サメに皮をはがされた兎を大国主命が助け、その兎が大国主命と八上比売の縁を取り持つ。日本で最も古い縁結びの神社のひとつとされる理由。神話の舞台が、そのまま地図の上にある。
解説
白兎神社(はくと じんじゃ)は、鳥取県鳥取市に所在する神社。旧社格は村社。 白兔神を主祭神とし、保食神を配祀する。白兔神(兎神)は『古事記』掲載の日本神話に登場する因幡の白兎のことである。その説話の内容から、皮膚病に霊験のある神として信仰される。また、大国主神と八上比売との婚姻を取り持ったことから、特定の人との縁結びの神としてかなわぬ恋をかなえ、特定の人との親交をより深める神として信仰される。さらに、遠国の人もこの兎に願えば早く国に帰れるという。また、医療の神でもある。 日本初のラブストーリーの発祥地「白兎」として、2010年に「恋人の聖地」に認定された。 参道入口に神話「因幡の白うさぎ」をテーマにした砂像がある(卯年の2011年、2023年に砂像は刷新されている)。 創建の由緒は不詳である。かつては兎の宮、大兎大明神、白兔大明神とも呼ばれた。戦乱で消失し、鹿野城主だった亀井茲矩により慶長年間に再興された。戦乱焼失後、白兎神の御神体は現白兎神社の南方10kmの山上に位置する松上神社に遷座されていたという。現在の本殿は明治時代の再建。亀井茲矩はこれに先立って摂津国(現:大阪市)の御霊神社(祭神:瀬織津姫)を当時の自邸敷地内に遷座・復興していた。 鎮座地は身干山と呼ばれる丘で、因幡の白兎が身を乾かした山と伝えられる。境内には、白兎が体を洗った御身洗池がある。御身洗池は旱天・豪雨のときでも水位の増減がないとされ「不増不減の池」とも呼ばれている。本殿の土台には28弁の菊の紋章が彫刻された菊座石が使われており、当社の創建に皇室の何らかの関わりがあるのではと言われている。境内ではないが、兎が体を洗ったと言う池ガマ、近くには国道9号を挟んで白兎海岸が広がる。 白兎海岸の西寄りには、白兎神社に合祀されている白兎川下神社と、すぐ沖には白兎がいたとされる淤岐島(淤岐ノ島、隠岐の島=おきのしま)がある。島には鳥居が立てられ、8月1日には神燈を流して祭礼が行われる。 1999年(平成11年)、旧船岡町出身の石破洋元島根県立女子短期大学(現:島根県立大学)教授の研究発表、翌年の『イナバノシロウサギの総合研究』発刊により、この八上の白兎と天照大神伝承、それに関連すると思われる瀬織津姫祭祀、および白兎神社が脚光を浴びるようになった。
出典:Wikipedia(CC BY-SA 4.0)
出典 ja.wikipedia.org ↗基本データ
創建:不詳(古代) ご利益:縁結び、厄除け
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