概要
釈迦如来倚像は国宝で、白鳳期の作。門前のそばで知られる。
解説
深大寺(じんだいじ)は、東京都調布市深大寺元町にある仏教寺院。天台宗別格本山で、山号は浮岳山。 武蔵野の森の中に位置し、背後は深い雑木林となっている 。隣接する東京都立神代植物公園は旧寺領であった。日本三大だるま市の一つ「深大寺だるま市」でも知られている。 「深大寺」の名称は、仏法を求めて天竺(インド)へ旅した中国唐代の僧玄奘三蔵を守護したとされる水神「深沙大王」(じんじゃだいおう)に由来していると伝えられている。奈良時代の733年(天平5年)、満功上人が法相宗の寺院として開創したと伝える。東京都では浅草寺(同寺縁起によれば628年開基)に次ぐ古刹である。 平安時代の859年、天台宗へ改宗する。江戸時代の1646年と1865年に火災に遭い、堂宇の大半を失っている。現在の本堂は大正時代の再建である。 本尊は本堂に安置されている宝冠阿弥陀如来像。他に、元三大師(がんざんだいし)像を秘仏として祀る。元三大師は、鬼などに姿を変えて衆生を疫病から救う「鬼大師」とも呼ばれるため、深大寺の節分会豆まき式では「福は内」を発声するものの「鬼は外」を言わない。 銅造釈迦如来倚像 - 1909年(明治42年)に元三大師堂の壇の下から発見されたもので、現在は釈迦堂に安置。飛鳥時代後期(白鳳時代)、7世紀の作。像高(坐高)60.6センチメートル (cm)、全高83.5 cm。関東地方には数少ない古代の仏像であり、童顔の面相、眉から鼻に連なる線、平行して流れる衣文、適度に張りつめた肉付けなどは、時代の特色を表している。下腿部の互い違いに表された衣文、両足間の三角状の衣文、裳裾部分の衣文の処理などはいずれも法隆寺の銅造観音菩薩立像(通称「夢違観音」)と共通する。像内は頭部内面まで空洞である。像は火災に遭っており、表面の鍍金はほとんど失われている。倚像(いぞう)は、椅子に腰掛けたポーズの像を指す。日本の仏像では倚像は比較的珍しいが、7 - 8世紀の金銅仏には作例を見る。 本像は2017年(平成29年)9月15日付けで国宝に指定された。 梵鐘 - 1376年(永和2年)、山城守宗光なる人物が鋳造した旨の銘があり、都内では3番目に古い。総高125.5 cm、口径68.8 cm、銅製。ひび割れなどの影響から、2001年8月15日に新しい梵鐘が鋳造され、元の梵鐘は釈迦堂に保管されている。
出典:Wikipedia(CC BY-SA 4.0)
出典 ja.wikipedia.org ↗基本データ
創建:733年(伝) 指定:国宝 ご利益:縁結び、厄除け
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