概要
水滴の形をしたコンクリート殻。柱が一本もない。
解説
豊島美術館(てしまびじゅつかん、Teshima Art Museum)は、香川県小豆郡土庄町の豊島にある美術館である。内藤礼と西沢立衛の協働により構想され、2010年10月17日に開館した。ベネッセアートサイト直島に含まれる施設の一つである。 豊島美術館は、瀬戸内海を望む豊島唐櫃の小高い丘に位置する。周辺には心臓音のアーカイブ、豊島横尾館など、ベネッセアートサイト直島の関連施設が所在する。 豊島では、2009年4月、瀬戸内国際芸術祭の開催を契機として、豊島「食プロジェクト」推進協議会が発足し、福武財団・土庄町・唐櫃棚田保存会の協働による棚田プロジェクトが始動した。ベネッセアートサイト直島の広報記事では、この取り組みにより、休耕田となっていた棚田が開墾され、美術館が開館する2010年春までに約250枚の田畑が再生されたとされる。 2010年の瀬戸内国際芸術祭において、豊島は会場の一つとなった。同年9月15日付の開館案内では、芸術祭2010の会期中にあたる10月17日に豊島美術館を一般公開すると告知されている。瀬戸内国際芸術祭の豊島会場案内でも、2010年の芸術祭を契機に豊島美術館を囲む棚田が再生されたと説明されている。 建物は、水滴を想起させる形態をもつコンクリートシェル構造の空間から成り、内部に柱を持たない。公式案内では、空間の規模は約40×60メートル、最高高さ4.3メートルとされ、天井の2か所の開口部から周囲の風、音、光を内部に直接取り込む構成と説明されている。また、ベネッセアートサイト直島の解説記事では、屋根のコンクリートを一度に打設し、継ぎ目のないシェルを実現したことが紹介されている。この建築は、第54回BCS賞を受賞した。 館内には、内藤礼による作品「母型」が恒久設置されている。公式案内では、「母型」は一日を通して空間の各所から水が湧き出す「泉」と説明されており、開口部から入る光、風、声、雨などと響き合いながら表情を変える作品とされる。開館時のプレスリリースでも、内部空間では一日を通して「泉」が誕生し、その風景が季節や時間の流れとともに変化すると説明されている。 豊島美術館は予約制で運営されており、開館時間、休館日、鑑賞料金、撮影可否などの詳細は公式案内で告知されている。
出典:Wikipedia(CC BY-SA 4.0)
出典 ja.wikipedia.org ↗基本データ
創建・開業:2010年
出典 ja.wikipedia.org ↗公式サイト
最新の営業時間・料金・休業日は公式サイトで確認してください。
出典 benesse-artsite.jp ↗旅の前に知っておくこと
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