概要
1,270年以上一度も途切れていない。大松明の火の粉を浴びる。
解説
修二会(しゅにえ)は、毎年2月に日本の仏教寺院で行われる法会のひとつで、修二月会ともいう。なお、修正会(しゅしょうえ)は正月に行われる法会なので異なる。 古くは旧暦1月に行われた法会である。農耕を行う日本では年の初めに順調と豊作を祈る祈年祭(としごいまつり)が重要視され、神や祖霊の力で豊年を招き災いを遠ざけようとする。養老令にも記載され、8世紀には国の重要行事とされていたが、修二会は祈年祭に対応した仏教の行事として形成され定着した行事である。奈良時代に主要な寺で始まり、光明皇后の役所も兼ねた宮殿紫微中台でも行われ、平安時代984年には修二会が山里の村々の寺の重要な行事として、造花を飾り香を焚き仏前を飾り祈っていた『三宝絵詞』の記録がある。その後も日本全国の寺でさまざまな形式で修二会や修正会は行われているが、奈良の古寺で行われるものが著名で、特に東大寺二月堂の修二会は「お水取り」の通称で知られる。また薬師寺の修二会は「花会式」の通称で知られる。他に法隆寺西円堂で行われるもの、長谷寺で行われるものがある。これら南都諸宗の修二会を下記で取り上げるが、これらの他にも真言宗や天台宗の古寺で行われている。これらの修二会は奈良時代半ばの8世紀に成立した悔過作法である。それぞれの本尊別に確立したもので、本尊の名前が付いているが、これは大乗仏教の側面を持ち本尊に対するこれら悔過・懺悔をすることは自己の修行だけでなく、いっさいの人々と社会に向けて、世の人たちの救済と利益(りやく)につながるものとされる。このため浄行する僧侶を選び、あらゆる人々が犯した罪を許してもらうため、心身を清め本尊に対して礼拝行を行い、1日6回本尊の周囲を巡る行道をして仏の徳をほめ讃えて礼拝する行を毎日繰り返す。苦行の面を持つ。 「お水取り」として知られている東大寺の修二会は、十一面悔過法(じゅういちめんけかほう)だが、8世紀半ばからの悔過作法だけでなくその後に古密教や神道や修験道民間習俗や外来の要素まで加えて大規模で多面的なものとして行われている。その本行は、かつては旧暦2月1日から15日まで行われてきたが、今日では新暦の3月1日から14日までの2週間行われる。
出典:Wikipedia(CC BY-SA 4.0)
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創建・開業:752年
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