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甲州印伝

山梨県 · 甲府市 · 美術・工芸

Koshu Inden / 甲州印传

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甲州印伝
写真:Boberger / CC BY 3.0 · 出典 ↗
WHAT TO DO甲州印伝

鹿革に漆で模様を置く。武具の技が装身具に転じた。

WHERE山梨県

国中 · 甲府市

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概要

鹿革に漆で模様を置く。武具の技が装身具に転じた。

解説

印伝(いんでん)とは、印伝革の略であり、印傳とも表記される。鹿の皮をなめして染色を施し漆で模様を描いたもので、武具や袋物などの製造に用いられる技法である。 名称は「インド(印度)伝来」にちなむとされる。 鹿革と日本人の関わりは古く、奈良時代には皮革加工の技術(なめし、燻煙、染色)が進歩し、貢物として鹿革製の武具や装飾品が献上された。奈良時代のものとされる東大寺蔵の国宝「葡萄唐草文染韋」も鹿革を燻煙して製造され、正倉院宝物庫にも鹿革製の武具や馬具、履物などが収められている。 16世紀から17世紀にかけての南蛮貿易では、オランダ東インド会社から「應帝亜革(インデヤかわ)」と呼ばれるインド産の装飾革が伝来した。 印伝または印傳の名称は、江戸時代(寛永年間)に日本へ来航した外国人から、インド産の装飾革が江戸幕府に献上された際に名付けられ、のちに日本で国産化した製品が「印伝」と呼ばれるようになった。 印伝の技法は、昔は馬具、武具や甲冑の部材、胡禄(ころく、矢を入れて携帯する容器)、胴巻(どうまき、盗難を防ぐため金銭や貴重品を腹に巻き付け携帯する帯状の袋)、革羽織、巾着、銭入れ、煙草入れなどの製造に用いられ、現代では札入れやがま口、下駄の鼻緒、印鑑入れ、ハンドバッグ、ベルト、ブックカバーなどの製造に用いられる。 甲州印伝(こうしゅういんでん)とは、山梨県の伝統工芸品。鹿革を原料とし、漆で紋様を付けることを特徴とする。 印伝は、江戸時代には日本各地で製造されていたものの、他産地では失伝したとみられ、製法が現存するのは甲州印伝のみで、現代では山梨県の伝統工芸として残る。甲州印伝の起こりは、山梨県で漆置きによる紋様付けが始まった1710年(宝永7年)頃とされる。 甲州印伝は、鹿革を煙燻し黄褐色に染める「燻(ふすべ)」、型紙を使用して漆を置く「漆置き」と顔料で模様を付ける「更紗(さらさ)」、などの技法で模様付けされた後、縫製して製品に加工する。 甲州印伝は、1987年(昭和62年)4月に経済産業大臣指定伝統的工芸品に認定され、1994年(平成6年)10月に山梨県郷土伝統工芸品に指定されている。 姫路白なめし革細工 - 牛革を用いた伝統工芸品 甲府買物独案内 - 江戸時代の甲府のガイドブック やまなしの美技 - 甲州印伝 - 山梨県

出典:Wikipedia(CC BY-SA 4.0)

出典 ja.wikipedia.org ↗

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