概要
両側から海が迫る地形が、砂時計のような夜景をつくる。
解説
函館山(はこだてやま)は、北海道函館市の市街地西端にある火山であり陸繋島でもある。 標高333.8 m(メートル)、周囲約9.5 km(キロメートル)。南西部には溶岩台地が広がり、裾は断崖となって海に迫る一方、北東部はやや緩斜面で、浸食の進んだ幾つかの深い谷に刻まれながらも豊かな森林に恵まれている。アイヌ語では亀を意味するイチンケ。ペリー艦隊はサンフランシスコのテレグラフ・ヒルを連想してそう呼んだ。牛が寝そべるような外観から臥牛山(がぎゅうざん)とも呼ばれる。幕末の詩人がそう呼び始めたが、最初に呼んだのは誰なのかは分かっていない。 ペリー来航時や1793年(寛政5年)のロシア艦入港時に住民はこの山に逃避した。 2001年(平成13年)、「函館山と砲台跡」として北海道遺産に選定された。 函館山とは、展望台のある御殿山 (334 m)をはじめとして、薬師山 (252 m)・つつじ山 (306 m)・汐見山 (206 m)・八幡山 (295 m)・水元山 (280 m)・鞍掛山 (113 m)・地蔵山 (286 m)・入江山 (291 m)・エゾダテ山 (129 m)・観音山 (265 m)・牛の背山 (288 m)・千畳敷 (250 m)といった13の山々の総称である。 御殿山 - 函館山の最高点。1860年(万延元年)の江戸幕府測量図では薬師山となっている。三角点高度は333.8 mであるがそれより若干高い。古絵図や古い写真によるともっと尖っていたが、津軽要塞(函館要塞)時代に削られ、第二次大戦後に函館山テレビ・FM放送所の置局によりさらに変形され今に至る。地質は御殿山溶岩。高龍寺山と誤る者や幕末にアイヌ語のイチンケ(亀)より亀嶺(きれい)と呼ぶ者もいた。 薬師山 - 御殿山の峰つづきの東の方にあり、薬師堂があり箱館市中で眼病を患う者がここにこもったとされる。 つつじ山 - ボランティアが17年間かけて函館市の花のエゾヤマツツジを1万本を植えたことから。 高龍寺山 - 1960年(万延元年)の江戸幕府測量図や1883年(明治16年)の函館港実測図によると愛宕山(あたごやま)。御殿山溶岩より幾分古い高龍寺溶岩で形成される。深い谷に刻まれ険しい。 エゾダテ山 - 蝦夷館山。函館八幡宮右側にそびえる小山。
出典:Wikipedia(CC BY-SA 4.0)
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