概要
365段の石段。湯を等分に配るための設計から生まれた町。
解説
伊香保温泉(いかほおんせん)は、群馬県渋川市伊香保町にある温泉。草津温泉と並んで県を代表する名湯で、上毛かるたでは「伊香保温泉 日本の名湯」と歌われている。 「伊香保温泉」として地域団体商標に登録されている。 温泉法上の温泉(メタけい酸による規定):白銀の湯 急傾斜地に作られた石段の両側に、温泉旅館、みやげ物屋、遊技場(射的・弓道)、飲食店などが軒を連ねている。365段の石段は温泉街のシンボルであり、この界隈は石段街と呼ばれる。石段の下には黄金の湯の源泉が流れ、16か所の小間口と呼ばれる引湯口から各旅館に分湯されている。石段の上には伊香保神社が存在する。 石段上の源泉周りは整備されており、源泉が湧出する様子を見ることができる。また石段から源泉までの遊歩道の途中に飲泉所も存在する。源泉の傍には「伊香保露天風呂」が、石段の途中には共同浴場「石段の湯」が存在する。 温泉街には休廃業している宿泊施設もあり、2023年12月には、群馬銀行の子会社と地元企業などが、石段近くにある廃旅館の再生などまちづくりに取り組む会社を設立した。 温泉街と近くの物聞山にある上ノ山公園を結ぶロープウェイ(伊香保ロープウェイ)が存在する。温泉街の不如帰(ホトトギス)駅から標高955メートルの見晴駅までを4分間で結ぶもので、2023年12月7日からは温泉むすめの伊香保葉凪が音声ガイドを担当している。 このほか周辺には榛名山や、水沢うどんで有名な水沢観音などが存在する。 伊香保を含む群馬県域は旧上野国にあり、『上野志』では垂仁天皇の御代に開湯と伝える。『万葉集』には「伊香保」の地名を含む和歌が9首載せられている。 南北朝時代の『神道集』第四十二「上野国三宮伊香保大明神事」に伊香保の温泉にまつわる次の逸話がある。昔は群馬郡渋川保の郷戸村に温泉が湧いていたのだが、大宝元年水沢寺が建てられた時のこと、大工の妻子がこの湯で衣類を洗っており、一人の老女が「衆生利益の為に出した湯が汚れ物を洗うのに使われるので、この湯を今少し山奥へ運ぼう」と言ってお湯を瓶に入れ頭に載せ弥陀の峰を越えて行くという夢を僧正が見た。目が覚めてから確かめるとお湯がなくなっており、僧正が山に分け入ると石楼山の北麓、北谷沢の東方の窪地、大崩谷から温泉が出て伊香保の湯に合流していた。
出典:Wikipedia(CC BY-SA 4.0)
出典 ja.wikipedia.org ↗基本データ
創建・開業:1576年
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