概要
木蝋を作った豪商の屋敷と作業場が一体で残る。ハゼの実から蝋を絞る工程が建物として保存されている。
解説
木蝋資料館上芳我邸(もくろうしりょうかん かみはがてい)は、愛媛県喜多郡内子町内子2696にある資料館。1980年(昭和55年)開館。 主屋など10棟の建物が重要文化財であり、文化財指定名称は上芳我家住宅(かみはがけじゅうたく)。八日市護国重要伝統的建造物群保存地区内にある。 内子は江戸時代から大洲和紙や木蝋の生産で栄えた町である。文久元年(1861年)、木蝋生産を営む芳我家(本芳我家)から分家として上芳我家が独立し、現在地に店を構えた。本芳我家からは上芳我家、下芳我家、中芳我家などが分家しているが、いずれも姓は芳我であり、本芳我家、上芳我家、下芳我家、中芳我家という名称は通称である。内子町における製蝋業の最盛期、1894年(明治27年)に主屋が建てられた。 1980年(昭和55年)には木蝋資料館上芳我邸が暫定開館し、1981年(昭和56年)4月1日には正式開館した。1982年(昭和57年)、八日市護国が四国で初めて重要伝統的建造物群保存地区に選定された。 1990年(平成2年)9月11日、主屋、炊事場、仕舞部屋及び便所・産部屋、離座敷、風呂場・便所、釜場、出店倉、物置、土蔵、離の10棟が重要文化財に指定された。なお、八日市護国では同時に本芳我家住宅、大村家住宅も重要文化財に指定されている。1991年(平成3年)、木蝋生産に関する民具資料1444点が国の重要有形民俗文化財に指定された。1994年度(平成6年度)、木造建築の大家である吉田桂二の設計で展示棟と収蔵庫が整備された。 1998年6月、記念切手「日本の民家シリーズ第3集」として「上芳我家住宅」80円切手が発行された。 2005年(平成17年)には入館者数が100万人を突破した。2010年(平成22年)まで、重要文化財に指定された10棟すべての保存修理工事が行われた。 通りの東側に主屋が建ち、中庭を囲むようにして炊事場、風呂場・便所、離座敷、仕舞部屋及び便所・産部屋などがある。主屋は木造2階建、切妻造。桁行15.9m、梁間12.0m。 個人 - 大人500円、小人250円 団体 - 大人380円、小人200円 JR予讃線内子駅から徒歩20分 『愛媛県の近代化遺産』愛媛県教育委員会、2013年 文化財建造物保存技術協会『重要文化財上芳我家住宅主屋ほか九棟保存修理工事報告書』内子町、2011年
出典:Wikipedia(CC BY-SA 4.0)
出典 ja.wikipedia.org ↗基本データ
創建・開館:1894年 代表作・所蔵:重要文化財 木蝋の製造施設、釜場と出店蔵 ジャンル:建築、工芸・陶芸
出典 ja.wikipedia.org ↗公式サイト
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