概要
750年続く瓦の産地。最後に燻して炭素を吸わせ、銀色に発色させる。鬼瓦は瓦職人の彫刻仕事。
解説
菊間瓦(きくまがわら)は、愛媛県今治市の菊間地区で生産されている瓦である。また鬼瓦の生産も行われている。 香川県のさぬき土が60%、菊間町の五味土が40%配合される。 混合されるそれぞれの原土は粒度鉱物組織含水率(粘り気)や成分などが違い、安定した原土を作るために機械でより粉砕し、適度な湿気を与え練り合わせる。 混合した原土は、それぞれの土にまだ勢いが残っており、安定した原土を調整するために、土の勢いを殺す「ねかし」という状態が必要なため、約10日間そのまま原土を衣状のカバーで覆い放置しておく。 調整された原土は、さらに真空土練機で空気を抜かれた後、瓦の形に成型される。このもとになる粘土を荒地(素地)と言うが、現在は町内瓦業者の大半がそれぞれの地域で組合により共同生産し各事業所に宅配される。 宅配された荒地は4~10日程、工場で再度ねかした後、プレス(切断機)にかけて、それぞれの種類の瓦を成型する。特殊な瓦は、機械で成型できないため、瓦師の手作業によって成型される。このような手作業による優秀な秘技が菊間瓦の特色の一つであると言われている。 成形した瓦は雲母をつけて仕上げをするが、機械により成形された瓦を再度表面加工することを「みがき」という。粘土は乾燥する中で、ゆがみやすくそれを防止したり、また表面の光沢を一層良くするための技術が磨きであり、この手作業による伝統的な技術も、菊間瓦の大きな特色である。 磨かれた瓦は、5日程、陰干する。陰干しにするのは歪みを少なくするため。急激な乾燥は瓦の品質を低下させるため、窯の余熱を利用するなど、自然に近い転燥状態で瓦の水分を抜く。充分乾燥した瓦を「白地」と呼ぶ。この白地に上薬を湿布し焼成する。 近代的なガス窯焼成技法で燃料はブタンガスで一窯約1,000枚~1,500枚焼かれる。1,000℃~1,050℃の高温で焼き上げられ、約20時間密閉されていぶされる。いぶし銀色の光沢は、この時にできるのだが、伝統の秘技が生かされる瞬間でもある。 焼き上った菊間瓦は丁寧に一枚一枚厳しい検査を受ける。堅固さ、寸法、曲げ、いぶし色、吸水検査など入念に検査し、合格した均一な製品が出荷される。優秀な菊間瓦には愛媛県より伝統的特産品の指定を受け、品質が保証される。
出典:Wikipedia(CC BY-SA 4.0)
出典 ja.wikipedia.org ↗基本データ
創建・開館:1200年代 代表作・所蔵:いぶし銀の瓦、鬼瓦の彫り ジャンル:工芸・陶芸、彫刻
出典 ja.wikipedia.org ↗旅の前に知っておくこと
世界の質問箱から、この資料に関係する疑問を3つ。
みんなの投稿
行った人・住んでいる人からの訂正・体験談・営業時間・翻訳。確認のうえ掲載しています。
この場所について投稿する →同じ場所の別の資料
同じ県の美術・工芸
訪問前の確認・参考資料
原資料を掲載しています。営業時間、見学可否、料金、交通は最新の公式情報で確認してください。
この県の工芸・名品
この記述はValue Villageが公開情報をもとに自分で書き起こしたものです。転載はしていません。 対応言語:ja / en
愛媛県の Instagram 投稿(公式アカウントより)
この場所に結びついた投稿はまだありません。県の公式アカウントの投稿を毎分入れ替えて表示しています。
