概要
地震のたびに土地が隆起し、海岸が段になった。世界ジオパークで、地面が動いた記録が地層で読める。
解説
室戸岬(むろとざき、むろとみさき)は、高知県室戸市に属し、太平洋(フィリピン海)に突き出る室戸半島の先端の岬。国の名勝、室戸阿南海岸国定公園に指定、日本新八景、四国八十八景22番に選定されている。北緯33度14分34秒 東経134度10分35秒。波乗り(サーフィン)の名所でもある。 安芸山地が太平洋に落ち込む南端で、太平洋に大きく突き出し、紀伊水道と土佐湾を分ける。泥岩・砂岩・斑れい岩により、海岸段丘や岩礁、奇岩が形成され、冬でも温暖で、亜熱帯植物が繁茂する。当岬から西側は海岸段丘が発達している。地球上では、間氷期に海水面が高く、高い位置の土地が削られて海食崖になり、氷期になると海水面が下がり、低い位置の土地が削られて海食崖になる、ということを繰り返している。当岬周辺ではこれに加え、第四紀後半以降千年あたり2 mという速さで土地が隆起していて、ふたたび間氷期になったときには、かつての海食崖は元の位置より高い位置にあり、水没せずに陸地上の地形として残り、これを繰り返し、階段状の地形が形成された。当岬付近の隆起は、大地震に伴う陸地の急激な隆起に起因していると推定されていて、この大地震については、南海トラフのメガスラストの活動によるという説と、室戸半島の東縁に分布する南北走向・西傾斜のメガスラストから分岐した断層の活動による説がある。なお、西の羽根川と東の尾崎川を基部として室戸岬を先端とした区域で、大角山(標高709 m)を最高峰とする半島が室戸半島である。 黒潮の流れる沖合いは台風銀座でもあり、当岬は強風で知られる。1934年(昭和9年)の室戸台風や1961年(昭和36年)の第2室戸台風では台風が付近に上陸し、その名を残すこととなった。後者では測候所の風速計が壊れてしまい、最大瞬間風速は「84.5 m/s以上」と記録されるにとどまっている。 1899年(明治32年)4月1日 : 室戸岬灯台が開設 1920年(大正9年)7月10日 : 室戸岬測候所が開設 1927年(昭和2年) : 日本新八景に海岸部門で選ばれている。 1928年(昭和3年)3月24日 : 「室戸岬亜熱帯性樹林および海岸植物群落」が国の天然記念物に指定 1928年(昭和3年)6月27日 : 「室戸岬」が国の名勝に指定 1934年(昭和9年)9月21日 : 室戸台風、上陸
出典:Wikipedia(CC BY-SA 4.0)
出典 ja.wikipedia.org ↗基本データ
代表作・所蔵:隆起する海岸段丘、タービダイトの露頭 ジャンル:野外・ランドアート
出典 ja.wikipedia.org ↗旅の前に知っておくこと
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