概要
土佐沖で採れる赤珊瑚を彫る。硬く割れやすい素材を、彫師が数か月かけて一点に仕上げる。
解説
宝石サンゴ(ほうせきサンゴ)とは、紅色から白色を呈し、主に宝飾品等に加工されるサンゴの種類、あるいはその骨格を指す。サンゴ礁を形成する造礁サンゴとは、人間の使用目的に基づいて区別される。 骨格は主に炭酸カルシウムからなり、他に炭酸マグネシウム、硫酸カルシウム、鉄分などが含まれている。このため、酸に浸けると溶解する。モース硬度は3.5程度で、紫外線に対して淡紫色の蛍光を発する。 生物学的な分類上のサンゴは刺胞動物門ヒドロ虫綱に属するヒドロサンゴと花虫綱に属する多数の種に分かれる。花虫綱はすでに絶滅した化石サンゴを除くと、触手が6本あるいは6の倍数である六放サンゴ亜綱と、触手が8本の八放サンゴ亜綱に分類される。八放サンゴは主に温帯の深海底に棲息し、多孔質の六放サンゴに比べて骨格が緻密で丈夫なものが多く、宝石サンゴの多くは八放サンゴに含まれる。一方で、六放サンゴに含まれるツノサンゴが黒サンゴ(ブラック・コーラルあるいはゴールデン・コーラル)として宝飾品用途に使用され、宝石サンゴとして分類されることもあるなど、生物学的な分類と宝石サンゴは必ずしも一致しない。 宝石サンゴとしては、主に下記の種類がある ベニサンゴ(Corallium rubrum) 生息地は地中海、イタリア近海からアフリカ北西岸まで。群体の高さは30センチメートル程度、根本の太さは直径2センチメートル程度。100メートル以上の深海底にのみ生息する他の宝石サンゴとは異なり、浅い海底にも分布する。数万年前からと、宝石サンゴの中ではもっとも人類の利用が長い。 アカサンゴ(Corallium japonicum) 土佐湾、小笠原諸島など日本近海の海底に生息。群体の高さは40センチメートル程度、根本の太さは直径5センチメートル程度。 モモイロサンゴ(Corallium elatius) フィリピンから五島沖、土佐湾、小笠原諸島などに生息。群体の高さは150センチメートル程度、根本の太さは直径15センチメートル以上と、他の宝石サンゴと比較して大型の種。 シロサンゴ(Corallium konojoi) 南シナ海から五島沖、土佐湾などに生息。群体の高さは50センチメートル程度、根本の太さは直径4センチメートル程度。
出典:Wikipedia(CC BY-SA 4.0)
出典 ja.wikipedia.org ↗基本データ
創建・開館:1800年代 代表作・所蔵:赤珊瑚の彫刻、彫りと磨きの分業 ジャンル:工芸・陶芸、彫刻
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