概要
20台の山車が毎年ゼロから作り直される。歌舞伎の一場面を人形と背景で立体化する。ユネスコ無形文化遺産。
解説
新庄まつり(しんじょうまつり)は山形県新庄市で8月に開催される祭である。 内容:宵まつり・本まつり・後まつりからなる山車祭である 山車を町衆が作り、囃子を近隣の在郷衆(ざいごしゅう、農村部の住民)が行い、それぞれを「若連」「囃子若連」と称する。山車は、歌舞伎や御伽話を再現したものであり、囃子は、「寄せ笛」「宿渡り(すくわたり)」「羯鼓(かっこ)」「二上がり」の4曲目がある。 地元の人は「やたい」と呼ぶ。進行方向左側が豪華絢爛に飾り付けられる。山・桜・牡丹・松・滝を必ず飾ることの他は自由で、ハリボテ、フラッシュ光など若連によって、様々な趣向を凝らす。進行方向右側は、左側の見栄えを良くするために山が配される場合が多い。 以前はドライアイスを使った煙、中に人が入って傘回しならぬ蓋回し(分福茶釜)をするなどあったが、後に規定により禁止された。 山車を動かすために、前面に梶棒があり、その梶棒に2本の曳き綱が結び付けられている。当日は、小学生ら小若が山車の曳き手になる。足回りはタイヤである。 山車運行の際は、電線にや脇木に山車が引っかからないように、常に左右に4mほどの棒を持った人(「電線上げ」)を配置する。高さが低いアンダーパスを通すために、人形やハリボテを外せる細工を行っている若連もある。 前述のとおり4曲目あり、一般的に演奏されるのは、「宿渡り」と「羯鼓」である。宿渡りは穏やかで哀愁を帯びており、羯鼓は荒らしく勇壮である。楽譜のようなものはなく口伝のため、各集落によって微妙に異なり、囃子若連ごとの聞き比べも祭りの一つの楽しみである。 楽器の基本構成は、笛、鉦(かね)、大太鼓と小太鼓と三味線がある。山車の後部に腕木を通して、そこに大太鼓と小太鼓を結わえ付け、太鼓役は見事な手さばきで大太鼓と小太鼓を交互に叩く。その後方に笛役と鉦役が続く。 新庄市の郊外では、7月ごろから夜になるとどこからともなく囃子の練習をする音が響いてくる。 8月中旬には各囃子若連により、担当する町内を囃して歩く「中帳場」が行われる。 (毎年各町内毎に囃子若連との契約を結ぶが、例年のことであるので行われないことも多い。慣例に従い同じ組み合わせとなることが一般的となっている。) 1756年(宝暦6年)から始まると伝えられている。
出典:Wikipedia(CC BY-SA 4.0)
出典 ja.wikipedia.org ↗基本データ
創建・開館:1756年 代表作・所蔵:歌舞伎の場面を作る20台の山車 ジャンル:工芸・陶芸、彫刻
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