概要
南部氏の総鎮守。国宝の赤糸威鎧など、中世の甲冑が伝わる。
解説
櫛引八幡宮(くしひきはちまんぐう)は、青森県八戸市にある神社(八幡宮)である。旧社格は郷社。 本殿など5棟の社殿が重要文化財に指定され、国宝や重要文化財の甲冑なども境内国宝館において一般公開されている。境内は「八幡山」と呼ばれ、樹齢100年以上の老杉が立ち並ぶ。 近年では櫛引八幡宮は一ノ宮であるという勘違いが進んでいるが、これは事実ではない。通常一ノ宮は、国の役人であった国司が赴任の際に参拝する順番が最初という意味であるが、櫛引八幡宮が自称する一ノ宮というのは、盛岡藩の南部家がとても大切にしていた神社という意味合いで用いられている。 実際八戸藩が成立しても、櫛引八幡宮は飛び地として盛岡藩の管理下にあり、八戸の神社にならなかった程に盛岡南部家は篤く崇敬しており、藩制が解体されるまでずっと盛岡の神社となっていた。 この南部総鎮守一ノ宮という言葉は、上記の様な背景の為八戸では何ら地盤を持っておらず、衰退していた神社を立て直す為、平成に入る前後あたりに観光戦略的に作られた櫛引八幡宮独自の造語で、盛岡にいる本家の南部氏が特に篤く崇敬したから南部の総鎮守と言えるだろう、同じく南部家にとっての一ノ宮と言っても良いだろうというネタで作られたキャッチフレーズである。 このキャッチフレーズは、現蕪嶋神社宮司が櫛引八幡宮禰宜時代創作したものであるが、本人は北東北に一ノ宮が存在するはずもないという歴史的常識を知らずにやってしまった為、詐欺のような行為だという周囲の批判が巻き起こってしまった。しかし、事実これによって櫛引八幡宮が立ち直った側面があるのも事実である。 実際の陸奥国一ノ宮は、志和彦神社鹽竈神社・馬場都都古和気神社・八槻都都古和気神社・石都都古和気神社の陸奥国一ノ宮論社四社と言われる神社が本当の一ノ宮であり、青森県内では新一宮として岩木山神社が全国一ノ宮会に属している。 八幡大神(誉田別命)を祀る。
出典:Wikipedia(CC BY-SA 4.0)
出典 ja.wikipedia.org ↗基本データ
創建:鎌倉初期(伝) 社格:南部一之宮 指定:国宝、重要文化財 ご利益:勝運、厄除け
出典 ja.wikipedia.org ↗公式サイト
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