概要
落とし穴、隠し階段、逃げ道。加賀藩が有事に備えて仕込んだ仕掛けが残る。
解説
妙立寺(みょうりゅうじ)とは、石川県金沢市にある日蓮宗の寺院。山号は正久山。旧本山は京都立本寺。通称は忍者寺。潮師法縁。 加賀藩第三代藩主前田利常が創建した。複雑な建築構造と外敵を欺く仕掛けから、忍者寺(にんじゃでら)とも呼ばれる。「忍者寺」は本寺院の登録商標(日本第1977891号他、住職の張田珠潮名義)である。 天正13年(1583年)、藩祖前田利家が金沢城に入城すると、政治の理念を日蓮宗・法華経の中道精神に求め、藩を守護する祈願所を建立した。 寛永20年(1643年)、三代藩主利常が金沢城の近くから移築建立する。利常は徳川幕府により改易されるのを避けるため、徳川家から嫁を迎えるとともに母親を人質に出し、鼻毛を伸ばして馬鹿殿様を演じることで幕府を欺き安心させる。一方、多くの武士が起居できる寺院群(現在の寺町寺院群)を新築し、その中心に出城の役目を持たせた妙立寺を建立する。要塞としての機能を備えた妙立寺は、隠し階段・隠し部屋・落とし穴・見張り台・金沢城へ続く地下通路など外敵を欺く種々な仕掛けを備える。忍者寺と称されるのは、同寺に忍者がいたからではなく、伽藍の複雑な建築構造に由来する。建造は、日蓮の法孫、日像と伝えられる。 戦火を免れた妙立寺は、歴代藩主の祈願所として崇拝される。北陸の豪雪に耐え、その独特の建築様式を現在に伝えている。そこから今の人気スポットとなっている。 堂内は撮影・土足禁止、禁煙で、建物の複雑さと老朽化から、見学は予約制で案内人同伴による団体(集団)見学となる。保存護持費として、大人1200円、子ども800円が要求される。未就学児は見学不可。また、荷物等が当たって建物を損なうことがあるため、背中側におく荷物は持ち込めない。 当時、幕命で3階建て以上の建物は禁止されていたことにより、外観は2階建てだが、内部は4階建て7層になっている。中2階、中々2階があり、部屋数は23、階段数は29もある。 本堂の屋根の先端部分にあるギヤマン(現在はガラス)張りの見張り台。加賀平野を遠望でき、敵の動きをいち早く察知できる。金沢城と明かりによる、連絡も可能であった。2階座敷の入って右側にある押入に模した隠し階段の途中にさらに隠し扉があり、そこから出入りが可能。 戸室山で採れる戸室石を丸ごとくりぬいて作った井戸で、堂の中心部に位置する。
出典:Wikipedia(CC BY-SA 4.0)
出典 ja.wikipedia.org ↗基本データ
創建:1643年 指定:重要文化財 ご利益:厄除け
出典 ja.wikipedia.org ↗公式サイト
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出典 myouryuji.or.jp ↗旅の前に知っておくこと
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