概要
平安時代の記録で「神宮」を名乗れたのは伊勢・鹿島・香取の三つだけ。都から遠いこの地に、それほどの格が与えられていた。境内の要石は地震を起こす鯰を押さえていると伝わる。
解説
鹿島神宮(かしまじんぐう、鹿嶋神宮)は、茨城県鹿嶋市宮中にある神社。式内社(名神大社)、常陸国一宮。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。 全国にある鹿島神社の総本社。千葉県香取市の香取神宮、茨城県神栖市の息栖神社とともに東国三社の一社。また、宮中の四方拝で遥拝される一社である。 茨城県南東部、北浦と鹿島灘に挟まれた鹿島台地上に鎮座する。古くは『常陸国風土記』に鎮座が確認される東国随一の古社であり、日本神話で大国主の国譲りの際に活躍する武甕槌神(建御雷神、タケミカヅチ)を祭神とすることで知られる。常陸は古代国家領域の北端であったため、天孫に従い国土を平定した武甕槌神を祭神とする鹿島神宮は国家の北方の守護神として重視された。古代には朝廷から蝦夷の平定神として、また藤原氏から氏神として崇敬された。その神威は中世に武家の世に移って以後も続き、歴代の武家政権からは武神として崇敬された。現在も武道では篤く信仰される神社である。 文化財のうちでは、「韴霊剣(ふつのみたまのつるぎ)」と称される長大な直刀が国宝に指定されている。また境内が国の史跡に、本殿・拝殿・楼門など社殿7棟が国の重要文化財に指定されているほか、多くの文化財を現在に伝えている。鹿を神使とすることでも知られる。 神宮は常陸国鹿島郡の地に鎮座するが、その地名「カシマ」は、『常陸国風土記』では「香島」と記載される。風土記の中で、「香島郡」の名称は「香島の天の大神」(鹿島神宮を指す)に基づくと説明されている。「カシマ」を「鹿島」と記した初見は養老7年(723年)であり、8世紀初頭には「香島」から「鹿島」に改称されたと見られている。この変化の理由は史書からは明らかでないが、神宮側では神使の鹿に由来すると説明する。この「カシマ」の由来には諸説がある。主な説は次の通り。 「神の住所」すなわち「カスミ」とする説 建借間命(たけかしまのみこと)から「カシマ」を取ったとする説 建借間命(建借馬命)は、『先代旧事本紀』国造本紀に初代仲国造(那珂国造)として、また『常陸国風土記』に記述が見える人物。 「船を止める杭を打つ場所」を意味する「カシシマ」とする説 『肥前国風土記』に「杵島(きしま)」の由来として見える記述に基づくもの。
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出典 ja.wikipedia.org ↗基本データ
創建:紀元前660年(伝) 社格:常陸国一之宮、東国三社 指定:重要文化財 系統:{'name': '鹿島神社', 'count': '約600社'} ご利益:勝運、厄除け、交通安全
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