概要
原爆ドームの東隣に建つ施設。屋上の展望台から市街を見渡す。
解説
おりづるタワー(HIROSHIMA ORIZURU TOWER)は、広島県広島市中区大手町にある複合商業施設。世界文化遺産・原爆ドームの東90メートルの位置に隣接している。広島マツダの持株会社であるヒロマツホールディングス株式会社が所有・運営している。 1978年(昭和53年)3月13日、「広島東京海上ビル」(後の「広島東京海上日動ビル」)としてオープン。東京海上火災保険(後の東京海上日動火災保険)が総工費30億円で建築した。建築当時、屋上看板を東側・北側のみに設置し、広島平和記念公園がある西側・南側については設置しない。壁面色も、落ち着いた淡いベージュ色のタイル張りにするなど、建築当時としては景観に配慮していた。 その後、マツダのディーラーである広島マツダが2010年(平成22年)に取得し「広島マツダ大手町ビル」に改称。2013年(平成25年)8月に改修計画が発表された。改修の理由として、1981年(昭和56年)以前の旧耐震基準で作られた建物の耐震性能の向上を目的としたほか、周辺環境を考慮して建替では無く建物の改修を選択した。 2014年(平成26年)12月、設計者である建築家の三分一博志の手により改修工事に着手。2016年(平成28年)7月に、1階のカフェと物産館。12-13階の展望スペースが先行してオープン。同年9月に全ての改修が終わりグランドオープンした。総事業費は約70億円。総事業費は全額広島マツダ側の負担であり公的補助金は一切入っていない。また、建物内のコンテンツ構築は全て広島マツダ側で行い、タワー事業を担当した5人は全員プロパー社員ではなく中途採用の転職組により行われた。 三分一も、既存の約50m余りのビルについて小さな地形と見立て、「世界文化遺産と共存し得る建物」をコンセプトとし、建物全体は周辺の広島平和記念公園(原爆ドーム)との調和を配慮した色を選んだ上で全面的に壁面を緑化。歩いて上ることが出来るスロープや腰掛けることが出来る丘を整備。風を取り入れるために外壁を全て取り除き骨組みのみにし、建物の重量を減らすことで耐震性能を向上。西側のバルコニーと東側のスロープについては、夏の直射光を避け風通しを良くするほかに、耐震の構造補強も兼ねている。
出典:Wikipedia(CC BY-SA 4.0)
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