概要
鹿児島の繁華街。文化通りや山之口本通りを中心に、居酒屋やバーが並ぶ。
解説
天文館(てんもんかん)は、鹿児島県鹿児島市にある中心繁華街・歓楽街の総称。一帯は繁華街と歓楽街が隣接し、一大商業、娯楽エリアとなっている。 天文館及びその周辺には、各企業が鹿児島県及び宮崎県(いわゆる南九州地域)を管轄する支社等を設置しており、南九州地域の中心地としての機能も有している。また、南九州の具体的な地理的範囲には触れずに行政(鹿児島市)やマスメディア(テレビ報道)などにおいて「南九州最大の繁華街」と称することがある。アーケード商店街は九州でも有数の規模である。 地元有力百貨店の山形屋や大規模なアーケード商店街を擁する天文館地区は、鹿児島の商業機能の大半が集積する一大エリアであったが、2004年に鹿児島中央駅にアミュプラザ鹿児島が開業し、2007年にイオンモールKAGOSHIMA BAYが誕生するなど、2000年代以降は市内の商業を取り巻く環境は大きく変貌した。天文館でも三越鹿児島店が閉店して専門店街のマルヤガーデンズに転換するなど変化が生まれ、かつてのような天文館一極集中の構図ではなくなっている。 天文館の中心部では、天文館本通りアーケード、天文館G3アーケード(千日通り)及び天文館電車通り(いづろ通り)が縦横に貫き、その周辺をアーケードやカラー舗装された通りが網の目状に連なる。これらの通りでは、古くからの個人商店のほか、ブティック、カフェなど洒落た店が立ち並び、またアミューズメント施設や無数の飲食店が軒を連ね、昼夜・年中を問わず多くの人で賑わう。文化通り一帯は歓楽街となっており、夜になると多くのネオンがともる。 天文館では、アーケードが全蓋型、片屋根型、ジョイント型を合わせて約3.5 km(全蓋型1,485 m、片屋根型1,934 m、ジョイント型84 m)にも及び、アーケード抜きには天文館を語ることは出来ない。これは、桜島の降灰対策や、夏の強い日差しを避けるためである。 なお、天文館とは、天文館交差点や天文館通電停を中心とした繁華街・歓楽街エリア全体を指す通称であり、固有地名でないことから、その定義は非常に曖昧かつ漠然としている。したがって、地元住民の間でさえ、天文館の範囲について議論が交わされることがある。 江戸時代、第25代薩摩藩主・島津重豪が天体観測や暦の研究施設として現在の東千石町に明時館(別名「天文館」)を建設したことに由来する。
出典:Wikipedia(CC BY-SA 4.0)
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