概要
完成した当時「東洋一」と呼ばれたダム。ラジアルゲートが並ぶ。
解説
小牧ダム(こまきダム)は、富山県砺波市庄川町小牧にある水力発電用のダム(重力式コンクリートダム)。庄川水系のダムで関西電力が管理している。 1925年に着工し、1930年に完成した重力式コンクリートダムで、完成当時は東洋一の高さを誇るダムであった。17か所のダムゲートを設けて、ダム右岸にはエレベーター式魚道、左岸には木材運搬用のコンベアが設けられている。 工学博士の物部長穂による「貯水用重力式堰堤の特性並びに其合理的設計方法」という耐震設計理論を初めて取り入れたダムで、後世のダム建設に大きく貢献したものである。 2001年には、土木学会の土木学会選奨土木遺産に認定、2002年には河川用ダムとしては初めて登録有形文化財に登録された。また、2007年には経済産業省の近代化産業遺産(近代化産業遺産群「中部電源」の庄川の水力発電産業遺産)の登録を受けている。 また、2023年より砺波市観光協会および庄川峡観光協同組合がダムの観光資源化や魅力発信の一環として食品熟成プロジェクトを関西電力に打診し、2024年以降、若鶴酒造と紺田糀・味噌醸造所が協力し、ダムの点検用通路にて純米吟醸とこうじみそを1年毎に貯蔵熟成している。 2023年よりダム左岸側下流にある広場が展望スペースが『小牧ダム下流広場 FreeDAMコマキ』として整備され、2025年4月16日、一般開放が始まった。開放期間は4 - 10月末の期間中、午前9時から午後5時までの開放となる。 富山県出身の実業家で浅野財閥創始者浅野総一郎は庄川での水力発電計画を発案し、太平洋側に電力供給するという当時としては大規模な構想を描いていた。1916年、富山県に庄川水系の水利権利用を申請した。大規模なダムを建設し、水力発電所を設けるものであった。1919年1月に水利権を取得し、1919年9月10日に庄川水力電気(資本金1,000万円)を設立する。当時、日本のダム建設技術は未熟性な側面があり、小牧ダムの設計はアメリカのストーン・エンド・ウェブスター社に依頼して行われた。その後、幾度かの計画変更を経て、現在の小牧付近にダムが建設されることとなった。小牧付近にダムが建設されたのは、河川が曲がりくねっていて、ダム建設には安全で有利であるという理由である。
出典:Wikipedia(CC BY-SA 4.0)
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■問い合わせ先: 関西電力(株)庄川電力センター 0763-82-5120 ■県指定 ふるさと眺望点(四季の景観)※庄川峡
出典 info-toyama.com ↗旅の前に知っておくこと
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