概要
富士・駿河湾・三保松原を一望する丘。
解説
日本平(にほんだいら)は、静岡県静岡市駿河区と清水区の境界にある丘陵地、および景勝地である。名称は日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の際に山頂から四方を眺めたという伝説に由来する。 日本平は駿河湾の沿岸近くにある有度山(うどやま)の山頂とその一帯で、富士山や伊豆半島が駿河湾越しに見え、北には赤石山脈(南アルプス)も望める。眼下には清水区の街並みと清水港が広がり、夜景のスポットにもなっている。 1950年(昭和25年)、毎日新聞社主催の観光地百選において、平原の部で第1位となり、 1959年(昭和34年)には国の名勝にも指定された。1980年(昭和55年)の日本観光地百選コンクールでも第1位となった。2016年(平成28年)には、「日本夜景遺産」に認定された。 最高地点の有度山山頂は標高307メートルで、山腹には広葉樹林が多く、茶畑やミカン畑が広がる。有度山を中心とした丘陵は撓曲によってできたもので、過去10万年間で300メートルも隆起しており、これは日本でも有数の激しい地殻変動である。丘陵の海側は急峻な地形となっているが、これは波や沿岸流に削り取られたためである。この土砂は沿岸流に流され三保半島を形成する要因となった。丘陵の西から北縁にかけては活断層が走る。有度山の名称は駿河国に有度郡(うどのこおり/うどぐん)が置かれていたことに由来する。 丘陵南域の久能山(標高216メートル)の山腹には徳川家康ゆかりの久能山東照宮があり、日本平山頂から東照宮までを日本平ロープウェイが結んでいる。また、童謡「赤い靴」にモデルになった女の子とその母親が清水区宮加三(旧不二見村)の出身であったことからその母子像が山頂部に置かれている。 山頂部には「山頂吟望台」と2018年(平成30年)11月3日にオープンした「日本平夢テラス」と「東展望台」があり、富士山と清水港などの展望地となっている。山頂付近に日本平ホテル、日本平ゴルフクラブ、梅園があり、また静岡県内の各放送局が共同で建設した、日本平デジタルタワーが置かれている。 中腹の駿河区側には日本平動物園、静岡県舞台芸術公園、遊木(ゆうき)の森が、清水区側には清水エスパルスの本拠地である静岡市清水日本平運動公園球技場がある。
出典:Wikipedia(CC BY-SA 4.0)
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