概要
日本で唯一の篆刻専門美術館。石に文字を彫る、書と彫刻の中間にある表現をまとめて見せる。
解説
篆刻美術館(てんこくびじゅつかん)は、茨城県古河市にある美術館である。篆刻の魅力を紹介する日本初で唯一の専門美術館として、平成3年(1991年)3月に開館した。建物は大正9年(1920年)に建てられた商家の石蔵を改修・利用している。 篆刻は印章から発展したもので、約500年前に中国で始まった。篆書と呼ばれる二千数百年前の古文字を、軟質の石片や木片に刻み、朱色の印泥をつけて紙に押印し、印影を観賞する。書と彫刻が結合した工芸美術としての側面が強い。 常設展示は、古河の篆刻家・生井子華の作品を中心とし、他には石井雙石、二世中村蘭臺などの著名な篆刻家の作品、および、篆刻に用いられる封泥や石印材などである。 多様な企画展も随時開催される。例えば、中国書画の収集家の鑑蔵印を展示した「林朗庵自用印展」(2013年9 - 11月)、著名な篆刻家の作品を集めた「園田湖城展」(2011年9 - 11月)など、特定のテーマを扱った展示が行われた。他にも「第5回日本篆刻家協会役員展」(2013年6 - 8月)、「第23回全日本篆刻連盟役員展」(2013年10 - 12月)のように、現在活躍している篆刻家たちの作品展示も行われた。また、古河市内小中学校生や全国高校生の篆刻作品展示も行われる。 美術学習室に必要な用具・用材を準備してあり、手軽に篆刻を体験できる。原則として、土曜日・日曜日・祝日に開催。完全予約制。詳細は本美術館の公式サイト を参照。 本美術館は、古河の篆刻家・生井子華(いくい・しか)の作品を展示する施設として構想・開館し、篆刻の魅力を発信する拠点として発展してきた。生井子華の本名は生井繁(なまい・しげる)、略歴は以下の通り。 明治37年(1904年) - 古河町(現古河市)に誕生。生家は印章業 昭和7年(1932年) - 西川寧(にしかわ・やすし)に師事 昭和24年(1949年) - 第5回日展にて特選受賞 昭和31年(1956年) - 日展の審査員となる。以後も日展の審査員を歴任 昭和43年(1968年) - 古河市文化章を受章 昭和55年(1980年) - 勲四等瑞宝章・古河市教育功労章を受章 昭和56年(1981年) - 紺綬褒章を受章 平成元年(1989年) - 死去 本美術館の建物は、大正9年(1920年)に建てられた商家の石蔵を改修したものである。
出典:Wikipedia(CC BY-SA 4.0)
出典 ja.wikipedia.org ↗基本データ
創建・開館:1991年 代表作・所蔵:生井子華の印、石の印材 ジャンル:書、彫刻
出典 ja.wikipedia.org ↗公式サイト
最新の営業時間・料金・休業日は公式サイトで確認してください。
出典 city.ibaraki-koga.lg.jp ↗旅の前に知っておくこと
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