概要
三豊市にある山。桜の名所で、山頂から瀬戸内海の島々を見渡す。
解説
紫雲出山(しうでやま)は、香川県西部の荘内半島(しょうないはんとう)に所在する、標高352.1メートルの山である。 高い山ではないが、頂上部からは瀬戸内海の展望に優れ、また頂上部には桜や紫陽花などの花々が植えられた公園となっており、花と展望の名所として知られている。 紫雲出山は、香川県の西部、瀬戸内海へと細長く突き出した荘内半島の中ほどにある山である。 行政区画的には、香川県 三豊市(みとよし)(旧;詫間町)に属する。 紫雲出山のある荘内半島は、瀬戸内海へと15キロメートルほど細長く突き出したような形状をしている。紫雲出山は、標高約350メートルではあるが、同半島のなかでは最も高い山であり、また周辺は瀬戸内海に囲まれたようになっており、展望に優れている。また瀬戸内海国立公園に含まれる。 山頂部は、桜などが植えられた公園状となっており展望台もあり、特に4月の桜の花の時期には大勢の人で賑わう。また紫陽花も植えられており、6~7月はその紫陽花の花が美しい季節である。見頃を終えた紫陽花はドライフラワーに加工され、桜保全の活動用資金に活用されている。桜の葉が紅葉する晩秋や、冬場の空気が澄んで遠望が利く季節も含め、四季を通じて花や景色が楽しめる山である。 この山は、瀬戸内海の優れた展望台として知られており、2019年(令和元年)にはニューヨークタイムズ誌(米国)が、「2019年に行くべき(世界の)52カ所」の一つに選定した。また2022年(令和4年)にはフィガロ誌(フランス)が、「日本で桜を鑑賞するのに最も美しい場所」として紹介しており、海外からも注目されている。 またこの山は、「四国百名山」の一つに選定されているほか、「森林浴の森100選」、「香川のみどり百選」、「四国八十八景」、「日本の夕景百選」 にも選定されている。 「紫雲出山(しうでやま)」という山名は、ちょっと変わっており、かつ難読であるが、この荘内半島には浦島太郎伝説があり、「浦島太郎が開けた玉手箱から出た煙が、紫色の雲となってこの山にかかった」という民間伝承により、その名が付いたという。この山の周辺には、浦島太郎に因んだ像などがある。 この山は、山頂部まで麓から自動車道が整備されており、労せずに頂上部へと行くことができるが、後述のように登山道もありハイキングにも適している。
出典:Wikipedia(CC BY-SA 4.0)
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