概要
1893年に建った米の保管倉庫。ケヤキ並木が壁に西日を当てないよう植えられている。
解説
山居倉庫(さんきょそうこ)は、山形県酒田市にある米穀倉庫(二重屋根・倉の内部は湿気防止構造・欅並木と自然を利用した低温管理倉庫)。2021年3月に国の史跡に指定されている。 1893年、酒田米穀取引所の付属倉庫として旧庄内藩酒井家により当時の鵜渡川原村に建設され、11月1日開業。建設には豪商本間家当主・本間光美が当たり、火災に備えて山居島に盛り土をして建てたため、翌年の庄内地震でも藩蔵は焼失したが、山居蔵は類焼を免れた。管理・運営も酒井家が行った。 1939年に取引所は米穀配給統制法によって廃止されたが、倉庫は引き続き財団法人北斗会、庄内経済連、全国農業協同組合連合会山形県本部(JA全農山形)と所轄を移しながら使用されてきた。 2018年時点で12棟が残り、このうち9棟は現役の米蔵として使用されている。残りのうち1棟は1985年に「庄内米歴史資料館」、2棟が2004年に「酒田市観光物産館 酒田夢の倶楽(くら)」として改装され、それぞれ一般開放されている。2016年からは夜間の新たな観光資源とするため、日没から午後10時までライトアップが行われている。 酒田市の丸山至市長は、2018年1月の定例記者会見で山居倉庫について、国の史跡を目指して所有するJA全農山形から取得する交渉をしていることを明らかにし、11月、市は国史跡指定に向けた調査委員会の初会合を開催。その後検討が重ねられ、結果等を意見書としてまとめ、文化庁長官に提出した。これを受け、山居倉庫は2021年3月26日付けで国の史跡に指定された。米倉庫としての使用は2022年度末で終えることになっている。2025年には酒田夢の倶楽が山形県立酒田商業高等学校跡地にオープンした商業施設「いろは蔵パーク」に移転した。 現在の鶴岡市出身の棟梁・高橋兼吉が設計した土蔵造りの建物で、1897年までに14棟が建設された。敷地は元々酒田市内を流れる新井田川の中洲(山居島)で、港が近く舟運にも適していたが地盤が軟弱だったため、約3.6メートルの高さの盛り土と石垣を設置、基礎の下に長さ約3.6メートルの杭を打ち込むことでこれを解決した。完成の翌年の1894年に発生したマグニチュード7.0(7.3とも)の庄内地震では、倉庫自体への損害は僅かなものに留まった。
出典:Wikipedia(CC BY-SA 4.0)
出典 ja.wikipedia.org ↗確認の記録
新緑の見頃 5月初旬 紅葉の見頃 10月下旬 ライトアップ 日没~22:00(通年)
出典 yamagatakanko.com ↗旅の前に知っておくこと
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