コンディショナーとトリートメントの違いについて、よくある誤解は?
この回答は下書きです。法務レビューと出典の検証が終わるまで公開されません。
日本のヘアケア売り場には「コンディショナー」「トリートメント」「ヘアマスク」「リンス」が並び、海外の人から「全部同じではないのか」とよく聞かれます。結論を先に言えば、法律上の区分は同じで、違いは業界の慣用です。
慣用的な分類
| 名称 | 慣用的な役割 | 使い方の目安 | 法律上の区分 |
|---|---|---|---|
| リンス/コンディショナー | 表面を整え、指通りとツヤ。摩擦と静電気を抑える | 毎回、中間〜毛先、すぐ流してよい | 化粧品 |
| トリートメント | コンディショナーより油分・保湿成分が多い。重め | 週1〜数回、または毎回。数分置く製品が多い | 化粧品(医薬部外品もある) |
| ヘアマスク/ヘアパック | トリートメントの濃厚版 | 週1回程度 | 化粧品 |
| 洗い流さないトリートメント | オイル・ミルク・ミスト。ドライヤーの熱と摩擦から守る | タオルドライ後 | 化粧品 |
- 化粧品として表現できるのは、「毛髪の水分・油分を補い保つ」「毛髪をしなやかにする」「毛髪にはり・こしを与える」「裂毛・切毛・枝毛を防ぐ」などの範囲。「髪を修復する」といった表現は言えません(日本化粧品工業会の適正広告ガイドラインで「補修」の表現にも注釈が求められます)。
- 「内部に浸透」の表現も、毛髪の場合はキューティクルの内側までを指す旨の注釈が求められます。
【要検証】56項目のうち毛髪に関する項目と、適正広告ガイドラインの「補修」「浸透」の扱いを日本化粧品工業会の資料で確認してください。
誤解1|トリートメントで傷んだ髪が元に戻る
髪は再生しません。 トリートメントは表面をコーティングし、手触りとツヤを整え、これ以上の傷みを防ぐものです。切れ毛・枝毛は切るしかありません。
誤解2|コンディショナーとトリートメントを両方使うと効果が倍
同じ役割の重ね塗りで、重くなる・べたつくだけのことが多いです。片方を選ぶか、トリートメントの日はコンディショナーを省くのが一般的な案内です。
誤解3|頭皮につけて頭皮も保湿
頭皮につけると毛穴詰まりとべたつきの原因になります。中間〜毛先に。頭皮用の製品は別(頭皮ケアの記事を参照)。
誤解4|長く置けば置くほど浸透する
多くの製品は数分で十分と表示しています。長時間置いても効果は増えず、すすぎ残しの原因になります。表示の時間を守ります。
誤解5|すすぎは軽くして成分を残す
残った成分はべたつき・かゆみ・ふけの原因です。ぬるつきがなくなるまですすぎます。「残す」設計は洗い流さないタイプの役割です。
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出典
- 厚生労働省「化粧品の効能の範囲の改正について」(薬食発0721第1号)
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11120000-Iyakushokuhinkyoku/kesyouhin_hanni_20111.pdf
- 日本化粧品工業会「化粧品等の適正広告ガイドライン」(毛髪関連の表現)
https://www.jcia.org/user/business/advertising
- 公益社団法人日本皮膚科学会「皮膚科Q&A 髪の毛の病気」
https://www.dermatol.or.jp/qa/qa17/index.html
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