Value Village / 暮らしの知恵
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日本の夏は、気温35°Cの日に湿度が70~80%にもなり、熱中症による救急搬送は年間数万件に上ります。どの職場にもある塩飴や、首に巻く濡れタオルなど、昔ながらの習慣に見える対策の多くは、公衆衛生上の指針に直接対応しています。
| 項目 | 数値 | 出典 |
|---|---|---|
| 2024年5~9月の熱中症による救急搬送者数 | 97,578人(過去2番目の多さ) | 総務省消防庁 |
| 自宅で発生した割合 | 約40% | 同上 |
| 65歳以上の割合 | 約58% | 同上 |
| 熱中症警戒アラートの基準(WBGT) | 33°C、「熱中症特別警戒アラート」は35°C(2024年から) | 環境省 |
[要確認] 搬送者数は消防庁の年間熱中症報告(2023年は91,467人)、WBGTの基準は環境省の熱中症予防情報サイトで確認してください。
| 習慣 | 仕組み |
|---|---|
| 打ち水(夕方に路面へ水をまく) | 水の蒸発によって路面を冷やします。日差しが路面に当たらなくなってから効果を発揮し、正午には適しません |
| すだれ/よしず(窓の外側に掛ける葦などの覆い) | 日射熱がガラスに届く前に遮ります。室内のカーテンより効果的です |
| 首に巻くタオル、冷却タオル | 体表近くを流れる血液を冷やします。濡らし、乾いたら再び濡らします |
| 塩飴、麦茶 | 汗で失われたナトリウムと水分を補います。麦茶はカフェインを含まず、夏の定番の飲み物です |
| 扇子・うちわ | 汗をかいた肌に風を送り、電池も必要ありません |
| 浴衣、麻素材、ゆったりした服 | 風通しをよくし、汗の蒸発を促します |
熱中症による救急搬送の約40%は自宅からであり、その多くを高齢者が占めています。環境省は、室温を28°C程度に保つことを目安に、ためらわずエアコンを使うよう呼びかけています。また、「暑さを感じない」という高齢の家族にも注意を配る必要があります。
特に高齢者では、身体が水分を必要としてから喉の渇きを感じるまでに時間差があります。一般的な状況では、食事以外に1日約1.2 Lを目安としてこまめに水分を取り、大量に汗をかいたときは塩分(0.1~0.2%)も補います。
正午には水がすぐに蒸発し、湿度が上がります。家庭では、日陰になっている場所に早朝や夕方に水をまきます。
日光がガラスを通過した時点で、熱の多くは室内に入っています。すだれ、日よけ、つる性植物の緑のカーテンなどによる窓の外側での日よけが、昔の家でも夏をしのげた理由です。
ベビーカーの座面は熱い路面に近く、大人の頭の高さより数度高温になることが多いうえ、幌の内側に熱がこもります。風が通る日よけや濡れタオルを使い、子どもの背中に触れて確認してください。
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https://www.wbgt.env.go.jp/en/
https://www.fdma.go.jp/disaster/heatstroke/post3.html
https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/coolbiz/
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