成分表は、多い順に並んでいます
全成分表示の読み方
化粧品の裏側にびっしり並ぶ、あの成分名。読み方に決まりがあることは、あまり知られていません。
まず、書くことが義務です
日本で化粧品を流通させるには、パッケージなどにすべての成分の名称を記載することが薬機法で義務づけられています。根拠となる通知は2001年(平成13年)に出されたもので、それ以降、全成分表示が原則になりました。
並び順には、境目がある
- 配合量の多い順に書く──これが原則です。
- 配合量が1%以下のものは、順不同でよい──ここが「ただし」の部分。
- 着色剤も順不同でよい──末尾にまとめて書かれることが多いのはこのためです。
つまり、上のほうに書かれている成分は確かに多く入っています。けれど下のほうは、並び順から配合量を読み取ることはできません。「後ろのほうに書いてあるから少ない」は、必ずしも成り立たないということです。
名前は、共通のものが使われます
表示に使われるのは、原則として日本化粧品工業会がまとめた成分表示名称です。同じ原料が会社ごとに違う名前で書かれては比べようがないので、名前のほうを揃えてあります。
成分表は、中身を当てるための暗号ではありません。何が入っているかを、誰でも確認できるようにするための一覧です。読み方の約束を知っておくだけで、必要以上に振り回されずに済みます。
表示のルールは他にもあります。容器に書くと決まっていることもあわせてどうぞ。
参考:厚生労働省、日本化粧品工業会
——Value Village編集部