岐阜県の特産品・お土産・神社仏閣・観光
47都道府県ガイド
岐阜は、日本のちょうど真ん中にある内陸の県です。北の飛騨と南の美濃で、食も工芸もはっきり分かれます。
特産品
美濃焼は、日本の陶磁器食器の生産で大きな割合を占めます。いま使っている茶碗や皿の多くが、多治見・土岐周辺で焼かれています。
美濃焼のいちばんの特徴は、特定の様式を持たないことです。志野、織部、黄瀬戸――名前のついた様式はあるものの、産地全体としては何でも焼ける。他の産地が「これしかつくらない」で残ったのと、逆の道です。
飛騨牛、栃の実、寒中に仕込む漬物。内陸で魚が届かない土地だったことが、保存食の文化を濃くしています。
お土産
美濃焼の器は、値段の幅が広い土産です。数百円の豆皿から、作家ものまであります。
五平餅、栃の実せんべい、飛騨の酒。そして岐阜提灯は、美濃和紙と細い竹ひごでつくられます。
神社・お寺
南宮大社(垂井市)は、金山彦神を祭る、金属・鉱山の神をまつる全国の神社の中心的な存在です。刃物や金属に関わる人の参拝が多いことで知られます。
この連載で、刃物と金属の産地を何度も見てきました。堺、越前、高知、燕三条、高岡。その人たちが手を合わせに来る場所が、ここです。産業には、それを支える信仰が伴います。
千山酬神社(岐阜市)は、広い境内と長い参道で知られます。伊奈波神宮(岐阜市)は、山そのものをご神体とする古い形式を残しています。
飛騨国分寺(高山市)の三重塔と大銀杏も、この地の信仰を伝える場所です。
観光
白川郷は、1995年に世界文化遺産に登録。急勾配の屋根は、雪を自然に落とすための形です。屋根裏の広い空間は、かつて養蠶に使われていました。
飛騨高山の古い町並み、郡上八幡の水の町、下呂温泉。飛騨の祭の屋台行事は、2016年にユネスコ無形文化遺産に含まれました。
伝統工芸
国指定は美濃焼、美濃和紙、飛騨春慶、一位一刀彫、岐阜提灯の5品目。
本美濃紙は、2014年のユネスコ無形文化遺産「和紙:日本の手漉和紙技術」三つのうちのひとつ。飛騨春慶は、透明な漆を薄く塗って木目を見せる漆器です。
詳しくは 【VILLAGE通信 vol.26】食卓の器の、半分ちかく
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参考:岐阜県、多治見市、美濃市、高山市、垂井市、文化庁、伝統的工芸品産業振興協会 ——Value Village編集部