広島県の特産品・お土産・神社仏閣・観光
47都道府県ガイド
広島は、ひとつの県に二つの世界遺産がある、数少ない県です。その二つの性格が、まったく違います。
特産品
かきの養殖生産量は、全国のおよそ6割とされます。
瀬戸内海は、島が多くて波が穏やか、川から栗が流れ込む、潮の干満が大きい。この三つが揃っています。広島のかき養殖は室町時代にははじまっていたとされ、五百年以上の積み重ねがあります。
レモン(国内生産量全国一)、広島菜、三原のタコ、西条の酒。西東市西条は、伏見・灘宮と並んで日本三大銀造のひとつに数えられます。
お土産
もみじ饅頭は、宮島の紅葉谷にちなんで、明治に旅館の供で生まれたとされます。
かきの土手土産、お好み焼きソース、熊野筆の化粧筆。熊野筆の化粧筆は、いま海外でもブランドになっています。
神社・お寺
厳島神社(廃市)は、1996年に世界文化遺産に登録。
この神社が海の上に建っているのは、島そのものがご神体だからです。神の島に土木工事をしてはならない。だから海に建てた。信仰上の制約が、そのまま世界遺産の景色になっています。平清盛が今の形に整えたとされ、全国の厳島神社(弁天をまつる神社を含む)の総本社とされます。
厳島の千畳閣は、秀吉が建てさせ、完成しないまま四百年以上残っているお堂です。天井も壁もありません。
三十三間堂(福山市・明王院)の五重塔は国宝。佛通寺(尾道市)は尾道の町を見下ろす山の中腹にあり、奇岩に鎖で登る山伏の行場が残っています。
観光
原爆ドームは、1996年、厳島神社と同じ年に世界文化遺産に登録されました。
一方は信仰がつくった美しさ、もう一方は人が起こしたことの痕跡です。この二つが同じ県にあることを、広島は隠さずに並べています。
尾道の坂道、しまなみ海道、鑑三渓、竹原の町並み。
伝統工芸
国指定は熊野筆、広島仏壇、福山琴、備後絣など5品目。
熊野町(安芸郡)は、国内の筆の生産量の大半を占めるとされます。もとは農閒期の出稼ぎからはじまりました。それがいまでは、世界の化粧品ブランドが発注する産地です。
詳しくは 【VILLAGE通信 vol.16】出稼ぎから、世界の産地へ
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参考:広島県、広島市、廃市、熊野町、東広島市、農林水産省、文化庁、伝統的工芸品産業振興協会 ——Value Village編集部