京都府の特産品・お土産・神社仏閣・観光ガイド

京都府の特産品・お土産・神社仏閣・観光
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京都の特産も工芸も信仰も、すべて「需要がすぐそばにあった」ことから説明できます。朝廷、貴族、寺社、茶の湯。つくる側と使う側が同じ町にいました。

特産品

京野菜は、賀茂なす、聖護院大根、九条ねぎ、金時人参などの在来品種。京都盆地は内陸で、魚が届きにくかった。だから野菜と乾物が料理の中心になりました。

京漬物も同じ理屈です。千枚漬、すぐき、しば漬。保存のための知恵が、そのまま名物になった。この連載で何度も見てきた形です。

宇治茶は、覆下栽培(収穫前に日光を遮る)で玉露や碨茶をつくります。静岡が量で全国トップクラスなのに対し、宇治は茶の湯の需要に応える形で発達しました。

お土産

八ツ橋は、米粉・砂糖・ニッキを蒸して焼いた硬い菓子がもと。焼かずに生地のままあんこを包んだ「生八つ橋」は、比較的新しい形です。

京漬物、抹茶菓子、五条の七味。そして京扇子や京焼の豆皿。工芸を土産にするなら、この府は選択肢がもっとも多いでしょう。

神社・お寺

伏見稲荷大社は、全国に約3万あるとされる稲荷神社の総本宮です。

千本鳥居の鳥居は、すべて参拝者が奉納したものです。柱の裏側には奉納した人や会社の名前と年月が彫られています。あの景色は、設計されたものではなく、願いが積み上がった結果です。稲荷はもともと稲の神でしたが、やがて商売繁盛の神として商人の信仰を集めました。

清水寺の本堂は国宝。あの舞台は、釘を一本も使わずに木を組んだ「掛造り」でつくられています。斜面に建てるための先人の解法です。

下鴨神社上賀茂神社は、平安京ができる前からこの地にあった神社。都があとからやってきたという順番です。下鴨神社の糺の森は、都心に残る原生林に近い森です。

金閣寺(鹿苑寺)、銀閣寺(慈照寺)、龍安寺、八坂神社、北野天満宮(学問の神・菅原道真)。「古都京都の文化財」として17の資産が世界文化遺産に登録されています。

観光

嵐山の竹林の小径、祇園の花見小路、伏見の酒蔵。伏見は、神戸・灘宮と並ぶ日本有数の清酒産地です。伏水と呼ばれる軟水が、やわらかい酒質をつくります。

天橋立(宮津市)は日本三景のひとつ。京都府は内陸だけではなく、日本海にも面しています。丹後ちりめんの産地もこの地域です。

伝統工芸

国指定は17品目で、都道府県別でも最多クラスです。

西陣織京友禅、京鹿の子絞、京焼・清水焼、京漆器、京扇子、京うちわ、京仏壇・京仏具など。

並べてみると、「着る」「飾る」「拝む」「もてなす」の四つに分かれています。西陣織の名は、応仁の乱で西軍が陣を張った場所に、戦後織手が戻ってきたことに由来します。

詳しくは 【VILLAGE通信 vol.22】17品目という、桁違いの数

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参考:京都府、京都市、宇治市、文化庁、国税庁、伝統的工芸品産業振興協会 ——Value Village編集部