徳島県の特産品・お土産・神社仏閣・観光
47都道府県ガイド
徳島は、四国八十八ヶ所の巡礼がはじまる県です。道の入口が、そのままこの土地の性格になっています。
特産品
すだちは、国内生産量のほぼ全量が徳島県産とされます。
これほど一県に偏った産物はめずらしい。すだちは、酒の代わりに食卓で使う酸味として地元に根づいてきました。魚にも、汁物にも、焦酎にもしぼる。産地としての強さは、使う習慣が先にあったことに支えられています。
鳴門金時(さつまいも)、鳴門わかめ、阿波尾鶏、半田そうめん、祐子。鳴門金時が甲いのは、海に近い砂地で、ミネラルを含む土壌だからとされます。
お土産
すだちのポン酒、鳴門金時のきんつば、児島のフルーツ。そして藍染めの布小物。
阿波躍りの躍り子が身につける浴衣も、もとはこの地の藍で染められていました。祭りと産業が、同じ材料でつながっています。
神社・お寺
霊山寺(鳴門市)は、四国八十八ヶ所の一番札です。
八十八ヶ所は、空海(弘法大師)のゆかりの寺をめぐる、全長約1,400キロの巡礼路。徳島(発心の道)→高知(修行の道)→愛媛(菩提の道)→香川(涅槃の道)と、四国四県を一周する形で並んでいます。国の境目ではなく、修行の段階で四国を区切ったことになります。この連載では四国4県を別々に扱いますが、巡礼者にとってはひとつの道です。
大麻比古曽神社(徳島市)は、阿波国の一の宮。麻や穀物の神をまつり、境内には素推の大鳥居が立ちます。麻の生産と藍の発展は、この神社の信仰圈と重なっています。
緋雲寺のロープウェイ、焼山寺(徳島市・八十八ヶ所でも高い位置にある札所のひとつ)、大鳩寺の五重塔。
観光
鳴門の渦潮は、瀬戸内海と太平洋の潮位差が、狭い海峡で一気に動くことで生まれます。世界最大級の規模とされます。
阿波躍りは8月。祖谷のかずら橋と大歩危峡、ウインドレッドの海岸。
伝統工芸
国指定は阿波藍上布と大谷焼の2品目。
大谷焼は、人が入れるほど大きな壺をつくることで知られます。寝転んで足でロクロを蹴る「寝転びロクロ」という手法が使われます。この壺は、阿波藍を建てる(発酵させる)ための容器として使われてきました。二つの工芸は、別々ではなく一つの産業です。
詳しくは 【VILLAGE通信 vol.13】藍を建てる、ための壺
この県の記事
参考:徳島県、徳島市、鳴門市、上板町、農林水産省、文化庁、伝統的工芸品産業振興協会 ——Value Village編集部