富山県の特産品・お土産・神社仏閣・観光
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富山の地形は極端です。3,000メートル級の山から、水深1,000メートルの湾までが短い距離でつながっています。この高低差が、食も景色も信仰もつくっています。
特産品
富山湾は、深い湾です。だから深海性の魚が岸近くで取れます。白えび、ホタルイカ、寒ぶり。
ホタルイカは、春の夜に湾の浅いところまで上がってきて光ります。国の特別天然記念物に指定されているのは、ホタルイカそのものではなく「富山湾のホタルイカ群遊海面」という場所です。現象が起きる場所ごと守られています。
内陸では米。立山連峰の雪解け水が、そのまま水田に入ります。
お土産
ますのすしは、鰒を酢でしめて笹の葉と共に丸い曲げ物の容器に詰めたもの。もとは神通川で取れたサクラマスを使った保存食でした。容器の曲げ物も、この土地の木工の技術です。
白えびの乾物や昆布しめ、そして高岡銅器の風鈴。
神社・お寺
雄山神社(立山町)は、前立社壇・中宮祇官祖殿・峰本社の三つでひとつの神社をなし、峰本社は標高3,003メートルの山頂にあります。
立山は、富士山・白山と並んで日本三霊山のひとつ。江戸時代、女性は入山を認められていませんでした。そのかわりに、布を敷いた橋を目隠しで渡る「布橋灌頂会」という儀式が行われました。橋を渡ることが、登らないまま救われるという代替の仕組みでした。この連載で見てきた山岳信仰のなかでも、極端な形です。いまは復元されて行われています。
瑞泉寺(高岡市)は、山門・仏殿・法堂が国宝。加賀藩主前田利長の菩提寺です。井波別院瑞泉寺(南砺市)の門前には、彫刻の工房がいまも並んでいます。寺が先にあり、彫刻があとから産業になった。
観光
立山黒部アルペンルートは、ケーブルカーやバスを乗り継いで山を越えるルート。春の「雪の大谷」は、高さが20メートル近くになる年もあります。
五箇山の合掌造り集落は、1995年に白川郷とともに世界文化遺産に登録。急勾配の屋根は、雪を自然に落とすための形です。
雨晴海岸、庄川峡、黒部峡谷。
伝統工芸
国指定は高岡銅器、高岡漆器、井波彫刻、庄川挽物木地、越中和紙、越中福岡の菅笠の6品目。
高岡銅器は、国内の銅器生産のおよそ9割を占めます。寺の梵鐘、公園の銅像、仏具。目にする銅の鋳物の多くがこの町から出ています。
詳しくは 【VILLAGE通信 vol.32】銅器の9割は、この町から
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参考:富山県、高岡市、南砺市、立山町、雄山神社、文化庁、環境省、伝統的工芸品産業振興協会 ——Value Village編集部