和歌山県の特産品・お土産・神社仏閣・観光
47都道府県ガイド
和歌山は、県の大半が山です。その山が、果樹の産地と信仰の場の両方になっています。
特産品
梅もみかんも、収穫量は全国一です。とくに梅は、国内生産の大半をこの県が占めます。
南高梅は、果肉が厚くて種が小さい品種。もとはひとつの優良樹を接ぎ木で増やしたもので、いまの南高梅はすべてそのクローンです。地元の小学校教員と農家の選抜作業が、一つの産地をつくりました。
黒潮にのるカツオとマグロ、那智のハマチ。そして金山寺なっ子。
お土産
紀州梅干し、みかん、高野豆腐。
高野豆腐(凍り豆腐)は、高野山の寺で作られた保存食です。冬の寒さで凍らせて乾かす。信州や東北にも似たものがありますが、名前に山の名が残ったのはここです。
神社・お寺
和歌山には、性格の違う信仰の山が二つあります。高野山は真言密教の道場、熚野は神仏が混ざり合った参詣の地。どちらも、京や奈良から遠いことが価値になっています。俗世から離れること自体が、修行や参詣の目的だったからです。
高野山金剛峯寺は、816年に空海が開いた真言宗の総本山。奥の院へ続く参道には、戦国大名から市井の人まで、約20万基とされる墓が並びます。敵同士だった大名の墓が隣り合っていることもあります。
熚野三山は、熚野本宮大社・熚野速玉大社・熚野那智大社の三社。全国に約3,000あるとされる熚野神社の総本宮です。那智の滞は落差約133メートルで、その滞そのものがご神体とされます。
これらを結ぶ道が熚野古道で、2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界文化遺産に登録されました。道そのものが遺産になった例は、世界でもほとんどありません。
観光
白浜温泉の崎の湯は、『日本書紀』にも登場する、日本最古級の温泉とされます。三重県の有馬、愛媛県の道後と並べて語られます。
和歌山城、友ヶ島、三滞崎、とれとれ市場。
伝統工芸
国指定は紀州漆器の1品目。
紀州漆器は、三大漆器(会津・山中・紀州)のひとつに数えられ、安価な日用品を大量につくる方向で発展しました。京の漆器が貴族のものだったのに対し、こちらは広く一般に広める役割を担いました。
詳しくは 【VILLAGE通信 vol.20】安くつくる、という選択
この県の記事
参考:和歌山県、田辺市、高野町、海南市、農林水産省、文化庁、伝統的工芸品産業振興協会 ——Value Village編集部