青森県の特産品・お土産・観光ガイド

Aomori: Local Specialties, Souvenirs, Shrines & Temples, Sightseeing
Japan 47 Prefecture Guide

青森は、世界自然遺産と世界文化遺産の両方を持つ数少ない県です。そして食では、ひとつの果物で全国の6割を占めています。

特産品

りんごの収穫量は全国第1位。全国のおよそ6割が青森産です。ふじ、王林、つがる、ジョナゴールド。品種の幅が広いのは、収穫時期をずらして通年で出荷するためでもあります。

なぜ青森だったのか。りんごは冷涼で昼夜の寒暖差が大きい土地でよく色づくとされます。夏に暑くなりすぎない気候が、そのまま産地の条件になりました。

明治初期に国が導入した苗木が各地に配られましたが、定着したのは寒い土地でした。不利に見える気候が、そのまま産業になっています。

にんにくも全国トップクラス。陸奥湾のホタテは、垂下式養殖で知られます。

お土産

りんごの加工品が中心になるのは自然な流れです。生で運ぶには重く、加工すれば軽くなる。土産物は、たいていこの理屈でできています。

南部せんべいは、小麦粉を丸い型で焼いた素朴な菓子。もとは保存食で、汁物に割り入れて食べるせんべい汁の形でも残っています。

神社・お寺

恿山菩提寺(むつ市)は、比叡山・高野山と並んで日本三大霊場のひとつに数えられます。

恿山が特別なのは、「死者の魂が集まる山」とされてきたことです。硫黄の喷き出す岩場と、静かな宇曽利湖が隣り合う。地獄と極楽をひとつの景色のなかに見ようとした場所です。口寄せをするイタコがいることでも知られますが、これは寺の行事ではなく、大祭の時期に集まる民間の信仰です。

小泊瀬石壁神社(弘前市)は、岩木山を拝む神社で、模造建築の奧宮を山頂にもつ形。山そのものをご神体とする、この連載で何度も見てきた形です。年中行事の「お山参詣」は国の重要無形民俗文化財。

観光

白神山地1993年、日本で最初に世界自然遺産に登録された場所のひとつです。評価されたのは景色ではなく、人の手がほとんど入っていないブナの原生林が広い範囲で残っていることでした。

三内丸山遺跡は、2021年に「北海道・北東北の縄文遺跡群」として世界文化遺産に登録。約5,900年前から1,700年ほど続いた大規模な集落跡です。

青森ねぶた祭は毎年8月上旬。国の重要無形民俗文化財です。奥入瀬渓流の見ごろは秋。

伝統工芸

青森県の国指定伝統的工芸品は津軽塗1品目だけ。ただし工程は四十を超え、完成まで数ヶ月かかります。

詳しくは 【VILLAGE通信 vol.46】たった1品目、しかと48工程

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参考:農林水産省「作物統計調査」、青森県、環境省、文化庁、恿山菩提寺、伝統的工芸品産業振興協会 ——Value Village編集部