Gunma: Local Specialties, Souvenirs, Shrines & Temples, Sightseeing
Japan 47 Prefecture Guide
群馬は、標高差を使い切っている県です。平地、山間、高原で、つくるものがはっきり分かれています。
特産品
こんにゃく芋の生産は、全国のおよそ9割。下仁田や富岡周辺の山間地が中心です。
こんにゃく芋は、育てるのに三年かかり、寒さにも病気にも弱い難しい作物です。火山灰土壌の水はけのよい斜面が向いていたこと、そして他の作物が育ちにくい土地だったことが重なって産地になりました。
嬬恋村の夏秋キャベツも全国一位。標高1,000メートル前後の涼しさを使って、平地ではつくれない夏に出荷します。高さを、時期をずらす道具にしている。
下仁田ねぎ、上州牛、そしてユネスコにもつながる養蚕。
お土産
焼きまんじゅうは、中に餡の入らない発酵生地のまんじゅうを串に刺し、味噌ダレを塗って焼いたもの。小麦の産地だったことから生まれた食べ物です。
こんにゃくの加工品、下仁田ねぎ、そして桉生織のネクタイやスカーフ。
神社・お寺
榔名神社(高崎市)は、本殿が巨岩にめり込むように建っている神社です。
本殿の背後には、「御価宝岩(みあたらしいわ)」と呼ばれる岩がそのままご神体としてあります。建物は、岩を拝むための枠でしかない。奈良の大神神社、沖縄の御嶽と同じで、拝む対象は自然物です。参道は渓谷に沿って約1.5キロ。境内の建造物群は国の重要文化財です。
一之宮貛前神社(富岡市)は上野国一の宮。鳥居をくぐったあと、石段を下って本殿に向かう「下り参道」という、全国でも珍しい形です。妙義神社(富岡市)は奇岩の妙義山を背負います。
観光
富岡製糸場は、2014年に世界文化遺産に登録。1872年に国がつくった器械製糸場です。
評価されたのは建物だけではありません。ここで確立された大量生産の技術が、世界の絹の価格を下げ、絹を一部の人のものから広く使われるものにしたという点でした。
草津温泉は、自然湧出量が日本一とされます。湯畑で湯をさまして温度を下げるのは、水を足さずに濃さを保つためです。
伝統工芸
「西の西陣、東の桉生」と並べ評され、桉生織は七つの技法をまとめてひとつの工芸品として指定されています。
詳しくは 【VILLAGE通信 vol.40】西の西陣、東の桉生
この県の記事
参考:農林水産省「作物統計調査」、群馬県、富岡市、草津町、榔名神社、文化庁、伝統的工芸品産業振興協会 ——Value Village編集部