Kagawa: Local Specialties, Souvenirs, Shrines & Temples, Sightseeing
Japan 47 Prefecture Guide
香川は日本でもっとも面積の小さい県です。そして雨が少ない。この二つが、この土地の食を決めました。
特産品
讃岐うどんは、うどんの一世帯あたりの支出も、人口あたりの店舗数も、全国一とされます。
なぜうどんなのか。雨が少ないため稲作に向かず、小麦をつくっていた。塩も、瀬戸内の入浜式塩田でとれた。しょうゆの原料となる大豆も小豆島でつくられていた。小麦・塩・醤油・いりこ(瀬戸内のカタクチイワシ)。うどんに必要なものが、すべて半径数十キロに揃っていました。名物は奇跡ではなく、調達の問題です。
オリーブ(小豆島は日本のオリーブ栽培発祭の地のひとつ)、丸亀うちわ、骨つき鶏、和三盆糖。
お土産
半生うどん、小豆島の手延べそうめん、オリーブオイル。そして和三盆の三盆糖菓子。
和三盆は、砂糖を布で包んでしぼり、盆の上で手で練る作業を三回繰り返すことから名がついたとされます。粒が細かく、口どけが早い。
神社・お寺
金刀比羅宮(琴平町)は、「こんぴらさん」と呼ばれる海の神の神社です。
参道は、本宮まで785段、奥社までは1,368段。江戸時代、自由な旅が難しいなかで、伊勢参りと並んで「金毘羅参り」は認められた旅の口実でした。本人が行けない場合に、犬に賊銭と札をつけて参拝させる「こんぴら犬」の風習も伝わっています。旅をしたいという気持ちが、信仰という形を借りていました。
善通寺(善通寺市)は、空海の生誕の地とされる寺で、八十八ヶ所の七十七番札。徳島ではじまる道の、終盤に当たる場所にあります。
屋島寺(高松市)、根香寺、父犀山の銘を持つ寺々。一県に八十八ヶ所が23カ寺と、四国でもっとも密度が高い県です。
観光
直島は、現代アートの島として世界中から人が訪れるようになりました。瀬戸内国際芸術祭は3年ごとに開かれます。
栗林公園(国の特別名勝)、丸亀城(現存天守)、父犀青の峰の銭形砂絵、小豆島のエンジェルロード。
伝統工芸
国指定は香川漆器と丸亀團扉の2品目。
丸亀團扉(うちわ)は、国内生産のおよそ9割とされます。はじまりは、金毘羅参りの土産として売られた「渋團扉」でした。参詣客が運んだ土産が、四百年をかけて全国シェアになっています。
詳しくは 【VILLAGE通信 vol.12】土産が、全国シェアになるまで
この県の記事
参考:香川県、高松市、丸亀市、琴平町、小豆島町、総務省、文化庁、伝統的工芸品産業振興協会 ——Value Village編集部