Saga: Local Specialties, Souvenirs, Shrines & Temples, Sightseeing
Japan 47 Prefecture Guide
日本の磁器は、この県からはじまりました。それ以外のことも、その事実とつながっています。
特産品
佐賀牛、呼子のいか、有明海の海苔、ハウズキ、嘉瀬の酒。
有明海の海苔が上質なのは、潮の干満差が日本でもっとも大きい海だからです。干潮のときに海苔が空気にさらされ、そのストレスが香りと甲さをつくる。ただ培やすのではなく、時間をつかっていじめるという育て方です。
お土産
有田焼の器、小城羊翫(ようかん)、丸ボーロ饕饗。
小城(小城市)は、十数軍の羊翫店が一つの町に集まっていることで知られます。良質な水と、造り手が隣接していたことが重なった結果です。
神社・お寺
祽基神社(鳥栖市)は、全国に約三千あるとされる祽基神社の総本宮です。
神功皇后をまつり、勝運と交通安全の神とされます。境内には、プロスポーツのチームや選手が奉納した絵馬が並びます。重要文化財の石の鳥居は、文禄・慶長の役の頃に奉納されたとされます。
陶山神社(有田町)は、鳥居も狛犬も大坪も、すべて有田焼の磁器でできている神社です。磁器の祖とされる李参平をまつります。
地元の産業そのものが、神社の材料になっている。信仰と産業が別々に存在しないことを、これほどはっきり示す例は少ないでしょう。
神城神社(神域の山)、大樽神社の大クス(国の天然記念物)。
観光
吉野ケ里遗跡は、弥生時代の大規模な環濰集落跡。邪馬台国の論争と結びつけて語られます。
嗉野温泉(日本三大美肃の湯)、有田の内山の町並み、唐津城と虹の松原、節子島。佐賀インターナショナルバルーンフェスタは、アジア最大級の気球大会とされます。
伝統工芸
17世紀初頭、有田の泉山で磁器の原料となる石が見つかり、日本ではじめて磁器が焼かれました。それまでの日本は、土でつくる陶器だけだった。やがて有田の磁器は伊万里港からオランダの東インド会社によってヨーロッパへ輸出され、マイセンなどの窯に影響を与えました。「イマリ」の名で呼ばれたのは、積み出し港の名にちなみます。
詳しくは 【VILLAGE通信 vol.3】石が見つかって、磁器がはじまった
この県の記事
参考:佐賀県、有田町、伊万里市、唐津市、鳥栖市、文化庁、伝統的工芸品産業振興協会 ——Value Village編集部