Tokyo: Local Specialties, Souvenirs, Shrines & Temples, Sightseeing
Japan 47 Prefecture Guide
東京に特産品のイメージは薄いかもしれません。しかし国指定の伝統的工芸品は18品目で、都道府県別で最も多いというのが実態です。
特産品
江戸東京野菜は、江戸から東京にかけてこの地でつくられてきた在来品種の総称です。小松菜、練馬大根、三河島菜、馬込半白キュウリ。
ただしこれらの多くは、市街地化で一度作られなくなり、近年になって復活させたものです。一度なくなったものを、あとから戻す。この連載で何度も出てくる形です。
島しょ部では、八丈島の明日葉、伊豆諸島のくさや。東京都は、南北に約1,700キロの広がりを持つ行政区です。
お土産
雷おこしは、蒸した米を乾かして揚げ、飴で固めた菓子。保存がきく、軽い。参詣客の土産として完成された形です。
人形焼、ひよ子、そして江戸切子のグラス。工芸を土産にするなら、ここが入口になります。
神社・お寺
浅草寺は、都内で最古の寺とされます。雷門から宝蔵門までの仲見世には、江戸期から店が並んでいました。
明治神宮(渋谷区)は、1920年の創建。あの森は、元々あったものではありません。全国から奉納された約10万本の樹を、全国の青年団が勤労奉仕で植えた人工の森です。しかも「何百年も後に自然林になること」を前提に樹種が選ばれていました。伊勢の式年遷宮と同じく、自分が生きて見られない時間を前提にした設計です。
神田明神(千代田区)は江戸の総鎮守で、神田祭は日本三大祭のひとつ。増上寺(港区)は徳川家の菩提寺です。
観光
東京の観光の特徴は、古いものと新しいものが歩いていける距離にあることです。浅草寺とスカイツリーは、目と鼻の先です。
上野の美術館群、神田の古書店街、築地場外。そして小笠原諸島は2011年に世界自然遺産に登録されています。これも東京都です。
伝統工芸
18品目で全国最多。江戸切子、江戸硝子、本場黄八丈、東京染小紋、江戸木版画、江戸指物、江戸和竹竿など。
共通するのは、大名ではなく町人のためにつくられたことです。奢侈禁止令のたびに、表から見えないところに手をかける方向へ進みました。
詳しくは 【VILLAGE通信 vol.34】18品目、日本でいちばん多い
この県の記事
参考:東京都、東京都伝統工芸品連合会、台東区、八丈町、明治神宮、環境省、伝統的工芸品産業振興協会 ——Value Village編集部