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世界の質問箱 / 美容

化粧水について、よくある誤解は?

この回答は下書きです。法務レビューと出典の検証が終わるまで公開されません。

答え最大の誤解は「化粧水で水分が肌に蓄えられる」です。角層に与えた水分は蒸発していき、それを止めるのは油分のほうです。

化粧水は日本のスキンケアの象徴のように語られますが、その役割は誤解されがちです。皮膚科学の用語を一つ知ると、見方が変わります。

「経表皮水分蒸散量」という指標

皮膚からは、汗とは別に、角層を通って常に微量の水分が蒸発しています。これを経表皮水分蒸散量(TEWL)と呼び、値が低いほど角層のバリア機能が高いことを意味します。化粧品の評価試験でも、使用前後のTEWLを比較する方法が使われています。

保湿剤には大きく2系統あります。

系統代表例働き
水系グリセリンなど水分子と親和性が高く、肌の水分を抱え込む
油系ワセリンなど皮膚表面に油の膜を作り、水分の蒸発を物理的に防ぐ

化粧水は主に前者。「与える」役割であって、「逃がさない」役割は乳液・クリームの油分です。

【要検証】TEWLの説明は日本化粧品技術者会(SCCJ)用語集および製薬企業の医療関係者向け資料に基づきます。公開前に確認してください。

誤解1|たっぷり使うほどよい

量を増やしても、蒸発する量は変わりません。回数より、その後の工程です。

誤解2|英語の lotion と同じもの

日本の「化粧水」は英語のラベルで lotion と書かれることがありますが、英語圏で一般に想像される乳液状のものとは別です。

誤解3|つけた直後のしっとり感が効果

直後の感触は、角層が一時的に水分を含んだ状態です。感触=結果ではありません。 化粧品として表示できる効能は、厚生労働省の通知で56項目に限定されています。

誤解4|コットンを使うほうが正しい

手でもコットンでも、製品の使用方法に従うのが基本です。 こすらないことのほうが重要とされています。

誤解5|使わないという選択はありえない

肌の状態や製品の組み合わせによっては、工程を減らす選択もあります。工程数の多さが正しさではありません。

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出典

  • 日本化粧品技術者会(SCCJ)化粧品用語集「経表皮水分蒸散量」

https://www.sccj-ifscc.com/library/glossary_detail/487

  • 厚生労働省医薬食品局長通知「化粧品の効能の範囲の改正について」(薬食発0721第1号、平成23年7月21日)

https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11120000-Iyakushokuhinkyoku/kesyouhin_hanni_20111.pdf

  • 公益社団法人 日本皮膚科学会「皮膚科Q&A」

https://www.dermatol.or.jp/qa/

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実際に取り入れるかどうかは、ご自身の状況に応じてご自身の判断で決めてください。 本記事の内容を実行したことにより生じた損害・不具合・怪我について、当社は責任を負いかねます。

化粧品は疾病の治療・予防を目的とするものではありません。肌に異常を感じた際は使用を中止し、皮膚科専門医にご相談ください。

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