なぜ、村なのか
Value Villageが取り戻したい「信頼の輪」の話
なぜ、私たちは自らを「ショップ」ではなく「村(Village)」と呼ぶのか。
答えはシンプルです。私たちが取り戻したいものが、かつての村にあった信頼の輪だからです。
村には、ごまかしがなかった
昔の村を想像してください。野菜を売る人の顔を、買う人は知っていました。豆腐屋の仕事ぶりは、毎朝の味が証明していました。悪いものを売れば夕方には村中が知る。だから作り手は手を抜かず、使う人は安心して選べた。顔が見えて、声が届いて、ごまかしが効かない。これが村の経済でした。
現代の買い物はどうでしょうか。作り手の顔は広告の向こうに隠れ、選ぶ基準はイメージと知名度になりました。思い込みで選ばれ、実感がないから乗り換えられる。便利になったはずの世界で、信頼だけが置き去りにされたのです。
村の信頼を、オンラインに再建する
Value Villageは、この信頼の輪をオンラインの上にもう一度つくる挑戦です。だから私たちの仕組みは、すべて村の原理でできています。
顔が見えること。私たちは作り手の物語を隠さずに語ります。日本中を巡り、「良いものを作るのに売り方がわからない」作り手の宝を見つけ、その背景ごとお客様に届けます。連載「VILLAGE通信」が47都道府県を村と呼んで旅するのは、そのためです。
声が届くこと。Value Village Communityでは、会員の皆様に無料で商品を試していただき、その率直な感想を——褒め言葉も厳しい声も——そのまま公開します。お客様は購入者ではなく、共同開発者。村の住民です。
ごまかしが効かないこと。広告のイメージではなく、使ったときの実感で勝負する。この覚悟については、別の記事《プラセボではなく、脳科学。》で詳しく語っています。
47の村と、もうひとつの村
日本には47の都道府県があり、そのすべてに、世界に誇れる商品と技術とサービスが眠っています。私たちはそれを探し、磨き、このオンラインの村——すなわち「+1 VILLAGE」——に集め、日本中へ、そしていつか世界へ届けます。
村の中心にあるのは、売上ではありません。共に喜ぶ仲間を増やすこと。良いものを作った人が報われ、良いものに出会った人が喜び、その喜びが次の誰かに伝わる。この循環が回り始めたとき、そこはもう単なるECサイトではなく、村です。
あなたも、この村の住民になってください。Value Village Communityの扉は、いつでも開いています。
——Value Village編集部。私たちの思想の全体像は、企業憲章《The Book of Value》で公開しています。