概要
明治に開かれた温泉地。木造の大型旅館建築が残り、内装に越前の漆器や和紙が使われている。
解説
芦原温泉(あわらおんせん)は、福井県あわら市(旧越前国)にある温泉。坂井郡芦原町と同金津町が合併してあわら市が発足してからは「あわら温泉」と表記されることもある。福井県屈指の温泉街として「関西の奥座敷」と呼ばれ、昔から多くの人に愛されてきた。温泉療法医がすすめる名湯百選にも選ばれている。 1883年(明治16年)、農地で利用する灌漑用の井戸から温泉が湧き出たのが芦原温泉の始まりとされる。開湯の時期は1884年(明治17年)3月とする文献も残されている。後発の温泉地であったが、大正から昭和初期の旅行・観光ブームにのり発展した。 1927年(昭和2年)の日本百景選出にあたって11か所の温泉が選ばれたが、芦原温泉もその一つに選ばれている。官営三国線や三国芦原電鉄(現在のえちぜん鉄道三国芦原線)の芦原駅(現在のあわら湯のまち駅)開業の影響も大きく、1932年(昭和7年)頃には加越温泉郷の中ではトップの地位についている。 太平洋戦争下で一時閉塞したが、戦後まもなく復活した。1947年(昭和22年)10月25日、昭和天皇の戦後巡幸があり、開花亭が宿泊所となる。天皇を出迎える提灯行列が行われた。 1956年(昭和31年)4月23日、大火に見舞われ、死者1人、負傷者349人、全焼309戸、温泉旅館26軒のうち19軒が焼失した。温泉街そのものがなくなったが、新たな都市計画のもと碁盤目上に区画された温泉街が整備され、復興への道を歩むこととなった。 永平寺の精進落としの湯、関西地方の奥座敷として発展を遂げ、現在に到る。 2004年(平成16年)に日本全国で温泉偽装問題が発生したが、同年8月には公正取引委員会が芦原温泉で旅館業を営む4事業者に対して景品表示法の優良誤認(同法第4条)に触れる恐れがあることを口頭注意した。この件をきっかけに、あわら市は独自の温泉表示に関する基準を設け、2004年(平成16年)12月から基準を満たした施設に「芦原温泉表示マーク」を交付している。2009年(平成21年)12月1日には取扱要綱が改定された。 2018年(平成30年)、温泉をモチーフにした2次元キャラクター「芦原小梅」の活用を開始。2018年の芦原温泉の入込客数は88万5千人であり、福井県外は61万1千人となっている(推計)。また、 効能は、リウマチ、慢性皮膚炎ほか多種多様。
出典:Wikipedia(CC BY-SA 4.0)
出典 ja.wikipedia.org ↗基本データ
創建・開館:1883年 代表作・所蔵:大正から昭和の旅館建築 ジャンル:建築
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