手指消毒と手荒れについて、よくある誤解は?
この回答は下書きです。法務レビューと出典の検証が終わるまで公開されません。
2020年以降、アルコール消毒が日常になり、手荒れの相談が増えました。手洗いと消毒の使い分け、消毒液の濃度、そして肌を守る方法を、厚生労働省の手指衛生の考え方から整理します。
判断の材料
| 項目 | 内容 | 出典 |
|---|---|---|
| 基本 | 流水と石けんで30秒程度の手洗い | 厚生労働省 |
| 消毒の位置づけ | 手洗いができないときの手段。目に見える汚れがあるときは手洗い | 同上 |
| アルコール濃度 | 60〜95%(70%前後が目安)。濡れた手に使うと薄まる | 同上・WHO |
| 使い方 | 手のひらに十分量(500円硬貨大)、乾くまで(15〜30秒)全体にこすり合わせる。拭かない | 同上 |
| 手荒れ | アルコールは皮脂を奪い、繰り返しで乾燥・ひび割れ。保湿剤配合の製品、消毒後の保湿 | 皮膚科 |
| 区分 | 手指消毒用アルコールは「医薬品」または「医薬部外品」(指定医薬部外品)。雑貨(除菌)とは異なる | 厚生労働省 |
| 火気 | アルコールは可燃性。火の近くで使わない・保管しない。スプレーは吸い込まない | 消防庁 |
- 手荒れが進むと皮膚の防御が落ち、かえって菌が定着しやすくなるとされ、保湿は衛生の一部とされています(手荒れの記事を参照)。
- 雑貨の「除菌スプレー」「除菌シート」は医薬品・医薬部外品ではなく、効果の表現に規制があります。手指消毒を目的とするなら「指定医薬部外品」または「医薬品」の表示を確認。
- 子ども:消毒液の誤飲と目に入る事故が報告されています。手の届かない場所に。
【要検証】手指衛生の基本は厚生労働省「手洗い・手指消毒」の資料、濃度はWHOのガイドラインで確認してください。
誤解1|手洗いと消毒を毎回両方やるのが最も清潔
刺激が重なって手荒れし、荒れた手は衛生上も不利。手洗いができれば手洗いだけ、できないときに消毒。
誤解2|濃度が高いほど効く
60〜95%が有効な範囲で、高濃度ほど揮発が速く、水分がないと効きにくいとされます。70%前後が目安。
誤解3|シュッとして手を振れば十分
乾くまで15〜30秒こすり合わせる。量が少ない・すぐ拭くは効果が落ちます。
誤解4|「除菌」と書いてあれば消毒と同じ
「除菌」は雑貨の表現で、医薬品・医薬部外品の「消毒」「殺菌」とは規制が異なります。 手指には指定医薬部外品以上の表示を。
誤解5|手荒れは我慢するしかない
保湿剤配合の消毒液、消毒後のハンドクリーム、綿手袋、夜の集中保湿で改善する人が多い。ひび割れ・出血・強いかゆみは皮膚科へ。
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出典
- 厚生労働省「手洗い・手指消毒について」(新型コロナウイルス感染症 関連資料)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00094.html
- WHO「Guidelines on Hand Hygiene in Health Care」(アルコール濃度)
https://www.who.int/publications/i/item/9789241597906
- 公益社団法人日本皮膚科学会「手湿疹診療ガイドライン」
https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/hand_eczema_GL.pdf
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