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世界の質問箱 / 衣類

洗濯は水でいい?お湯を使うと何が違う?

この回答は下書きです。法務レビューと出典の検証が終わるまで公開されません。

答え洗濯表示の桶の中の数字(30・40・60など)は「この温度まで」という上限で、その温度で洗えという指示ではありません。日本の水道水は冬に10℃前後まで下がり、皮脂汚れは30〜40℃で落ちやすくなるため、黄ばみ・においが気になる衣類は「洗い」だけお風呂の残り湯(40℃前後)を使う方法が現実的。ただしすすぎは水道水で。40℃を超える湯はウール・色物の縮み・色落ちの原因になり、60℃はダニ・菌対策として寝具・タオルに限定して使うのが目安です。

欧米では40〜60℃の温水洗濯が普通ですが、日本の家庭の洗濯機はほとんど「水」で洗います。「日本の洗濯は汚れが落ちていないのでは」と心配する声と、「お湯は服が傷む」という声、両方があります。洗濯表示の数字の意味とあわせて整理します。

水温別の効果と注意

水温汚れ落ち向く洗濯物注意
10℃前後(冬の水道水)洗剤の溶け残り、皮脂が固まって落ちにくい—液体洗剤か、粉末はぬるま湯で溶かして
20〜25℃(夏の水道水)日常の汚れは十分日常着全般—
30〜40℃(残り湯・ぬるま湯)皮脂・汗の汚れが落ちやすい。酸素系漂白剤の効きも上がる黄ばんだシャツ、タオル、肌着、靴下ウール・絹・色物は表示の上限を確認
50〜60℃ダニ(50℃20〜30分)・多くの菌に有効寝具、タオル(綿・表示60以上)縮み・色落ち。化繊のシワ。洗濯機の耐熱(多くは50℃まで)を確認
  • 表示の読み方:桶の記号の中の数字は上限温度(JIS L0001)。「40」なら40℃までの水またはお湯で洗える。下線1本は弱く、2本はさらに弱く。数字以下ならどの温度でも可。
  • 残り湯の使い方:「洗い」だけ残り湯、「すすぎ」は水道水が原則。残り湯には皮脂・菌が含まれ、すすぎまで使うと洗濯物のにおいの原因になります。入浴剤入りの湯は表示(「洗濯に使えます」等)を確認。
  • 給湯を洗濯機に入れる場合:多くの全自動洗濯機の給水温度の上限は50℃程度。取扱説明書を確認しないと、ホース・パッキンの劣化や故障の原因になります。
  • 洗剤の溶け残り:冬場の粉末洗剤は5〜10℃の水で溶けにくく、白い粉が残ることがあります。液体洗剤にするか、ぬるま湯で溶かしてから入れる。
  • ダニ対策で60℃を使うなら、綿のシーツ・タオルなど表示が60以上のものに限定。乾燥機の高温コースでも同等の効果が得られます。
【要検証】 水道水の季節別水温、ダニの死滅温度、洗濯機の給水温度上限は地域・機種で変わります。出典と一般的な機種の取扱説明書で確認してください。

誤解1|表示の「40」は40℃で洗えという意味

上限です。 40以下ならどの温度でも洗えます。「30」の服を冬の10℃の水で洗うのは問題ありません。

誤解2|日本の水洗いは汚れが落ちていない

日常の汚れは20℃前後の水と洗剤で十分落ちます。 皮脂の黄ばみ・においが気になるものだけ、洗いにぬるま湯を使えば足ります。

誤解3|残り湯は洗いもすすぎも使えば節約になる

すすぎに残り湯を使うと、皮脂と菌が洗濯物に残ります。 すすぎは水道水で。

誤解4|お湯で洗えば洗剤はいらない

お湯は洗剤の働きを助けるだけで、皮脂を分解する界面活性剤の代わりにはなりません。

誤解5|熱いほど清潔になるから毎回60℃で

縮み・色落ち・化繊のシワ、洗濯機の故障につながります。60℃は寝具・タオルなど必要なものに限定して。

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出典

  • 消費者庁「新しい洗濯表示(JIS L0001):洗濯処理記号と温度」

https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/laundry_symbols/

  • 日本石鹸洗剤工業会「洗濯の基礎知識:水温と洗浄」

https://jsda.org/w/03_shiki/

  • 東京都水道局「水質データ:水温の推移」

https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/

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実際に取り入れるかどうかは、ご自身の状況に応じてご自身の判断で決めてください。 本記事の内容を実行したことにより生じた損害・不具合・怪我について、当社は責任を負いかねます。

衣類や靴のお手入れは、製品の洗濯表示・取扱説明に従ってください。高価な品や思い入れのある品は、専門店に相談することをおすすめします。

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