ストレッチについて、よくある誤解は?
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「運動前はストレッチをすべきか」は、各国の運動コミュニティで最も意見が変わってきた話題の一つです。日本では体育の授業で静的ストレッチが定着しており、その常識と現在の指針にはずれがあります。
使い分け
| 種類 | 内容 | いつ | 目安 |
|---|---|---|---|
| 動的ストレッチ | 腕を回す、足を振る、その場で軽く跳ぶなど、動きながら関節を動かす | 運動前 | 5〜10分、体が温まるまで |
| 静的ストレッチ | 反動をつけず、気持ちよく伸びる位置で保持 | 運動後・入浴後・就寝前 | 1か所20〜30秒、2〜3回 |
| ラジオ体操 | 動的と静的の要素を含む | 朝・仕事の合間 | 第一で約3分 |
- 厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」は、柔軟性の運動を含めた多様な身体活動を勧め、高齢者にはバランス運動も推奨しています。
- 運動前の長い静的ストレッチは、その直後の筋力・瞬発力を一時的に下げることがあるとする研究が多く、スポーツ庁・日本スポーツ協会の指導資料でも運動前はウォーミングアップ(動的)が基本とされています。
- 静的ストレッチの保持時間は20〜30秒が一般的な目安で、長ければよいわけではありません。
【要検証】ガイド2023の柔軟性に関する記載と、日本スポーツ協会の指導資料を確認してください。
誤解1|痛いほど効く
痛みは筋肉が防御的に緊張しているサインで、伸びていません。「気持ちよく伸びる」位置で止めるのが基本です。
誤解2|反動をつけると伸びる
反動(バリスティック)は筋肉を反射的に縮ませ、けがの原因になります。動的ストレッチは「振る」のではなく「動かす」です。
誤解3|運動前のストレッチでけがが防げる
静的ストレッチだけでは、けが予防の効果は限定的とする研究が多く、動的なウォーミングアップのほうが支持されています。
誤解4|息を止めて伸ばす
息を止めると筋肉が緊張し、血圧も上がります。 ゆっくり吐きながら伸ばします。
誤解5|年をとると柔軟性は戻らない
継続すれば年齢を問わず可動域は改善するとする研究が複数あります。入浴後の体が温まった時に行うと、日本の生活者の間で続けやすいとされています。持病・けががある場合は医師や理学療法士に相談。
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出典
- 厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」
https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001171393.pdf
- スポーツ庁「スポーツ実施のためのガイドライン」
https://www.mext.go.jp/sports/
- 公益財団法人日本スポーツ協会「スポーツ活動中の熱中症予防・傷害予防」
https://www.japan-sports.or.jp/
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