サングラスのレンズと保管について、よくある誤解は?
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サングラスは「色が濃いほど目を守る」と思われがちですが、目を守るのは色ではなく紫外線カット率です。日本にはJIS規格があり、表示の読み方で選び方が変わります。保管の注意も合わせて整理します。
表示の読み方(JIS T 7333)
| 表示 | 意味 | |
|---|---|---|
| 紫外線透過率 1.0%以下 | 紫外線の99%以上をカット。日本のJIS表示 | |
| UV400 | 波長400nmまでの紫外線をカット(海外・業界表示) | |
| 可視光線透過率 | レンズの濃さ。運転には8%以上(JIS:8%未満は運転不可)、夜間運転は75%以上 | |
| 偏光 | 反射光(水面・路面)を抑える | 液晶画面が見えにくくなることがある |
| 調光 | 紫外線量で色が変わる | 車内(UVカットガラス)では変わりにくい |
- JIS T 7333(サングラス)は、紫外線透過率・可視光線透過率・運転適合性などの表示を定めています。ファッション用の安価なサングラスでも、JIS表示や「UVカット」の表示があるかを確認します。
- 環境省「紫外線環境保健マニュアル」は、紫外線による白内障・翼状片などのリスクを挙げ、サングラス(紫外線カット)と帽子を勧めています。顔にフィットし、横からの光を防ぐ形が有効です。
- プラスチックレンズは熱に弱く(60℃前後)、車のダッシュボード放置でコーティングのひび・変形が起きます。
【要検証】JIS T 7333の表示項目と数値、環境省マニュアルの記載を確認してください。
誤解1|色が濃いほど目を守る
紫外線カットは色と無関係。 濃いレンズで紫外線カットがないと、瞳孔が開いて紫外線が多く入るため、かえって不利です。「紫外線透過率1.0%以下」または「UV400」の表示を見ます。
誤解2|安いサングラスは紫外線カットがない
価格と無関係に、表示があれば紫外線はカットされます。 違いはレンズの歪み・耐久性・フレームの品質。表示のないものは避ける。
誤解3|サングラスで運転すれば眩しくない、どれでも
可視光線透過率8%未満は運転不可(JIS)。夜間・トンネルでは濃いレンズは危険。偏光レンズはカーナビの液晶が見えにくいことがあります。
誤解4|車内に置いておくのが便利
夏の車内は60〜70℃になり、プラスチックレンズのコーティングにひび、フレームの変形が起きます。ケースに入れて持ち出す。
誤解5|服でレンズを拭く
ほこりで傷がつき、コーティングが剥がれます。 メガネと同じく水で流してから専用クロス(メガネの手入れの記事を参照)。ケースはレンズを下にしない。
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出典
- 日本産業標準調査会(JISC)JIS T 7333「サングラス、サンバイザ及び眼鏡ファッション用」
https://www.jisc.go.jp/
- 環境省「紫外線環境保健マニュアル2020」(目への影響とサングラス)
https://www.env.go.jp/chemi/uv/uv_manual.html
- 日本眼鏡関連団体連合会「サングラスの選び方」
https://www.megane-japan.or.jp/
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