ドライアイと目薬について、よくある誤解は?
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画面を見る時間の増加で、目の乾き・疲れを訴える人は日本で約2,000万人と推計されます。市販の目薬の選び方と、「さす回数」「コンタクトとの関係」「涼しい目薬」の誤解を、日本眼科学会・厚生労働省の資料から整理します。
数字と目安
| 項目 | 内容 | 出典 |
|---|---|---|
| ドライアイの推計 | 約2,000万人(日本) | 日本眼科学会・ドライアイ研究会 |
| まばたき | 通常1分に約20回→画面注視で約5〜7回に減る | 眼科の一般的な説明 |
| 情報機器作業 | 連続1時間以内、10〜15分の休止、画面は目の高さより下(見下ろすと目の開きが小さく乾きにくい) | 厚生労働省ガイドライン |
| 市販の目薬の種類 | 人工涙液(涙に近い成分):乾きに/充血除去(血管収縮剤):連用で戻り充血/清涼感(メントール):刺激で気持ちよいだけ/抗菌:ものもらい等 | 薬剤師の一般的な説明 |
| さす回数 | 人工涙液は1日5〜6回まで(製品表示)。回数が多いなら防腐剤フリー(使い切り) | 製品表示 |
| コンタクト | コンタクト装用中に使える表示のものだけ。ハードは可、ソフトは製品による | 製品表示 |
| 受診の目安 | 乾き・ゴロゴロ・かすみが続く、市販薬で改善しない、痛み・視力低下 | 眼科 |
- ドライアイの診断は眼科で涙の量(シルマー試験)・涙の安定性(BUT)・角膜の傷を調べます。治療は点眼薬(ヒアルロン酸、ムチン分泌促進薬など、処方)で、市販とは異なります。
- 市販の目薬の「防腐剤(ベンザルコニウム塩化物)」は、回数が多いと角膜への負担が指摘され、1日5〜6回を超えるなら防腐剤フリーの使い切りタイプが眼科医の一般的な案内。
- 充血除去の目薬は血管を収縮させて白く見せるもので、連用で反跳性充血(かえって赤くなる)が知られています。「疲れ目用」で毎日は避ける。
- エアコンの風・加湿:湿度40〜60%、風が直接目に当たらない(冷房の記事参照)。
【要検証】推計人数はドライアイ研究会、まばたきの回数は眼科学の一般的な記載、ガイドラインは厚生労働省で確認してください。
誤解1|市販の目薬でドライアイは解決する
一時的な補充です。症状が続けば眼科で涙の検査、処方薬は市販と別。
誤解2|目薬は多くさすほどよい
防腐剤入りは1日5〜6回まで。多いなら防腐剤フリー。さした後は目頭を軽く押さえ、まばたきしすぎない。
誤解3|スーッとする目薬が効いている
清涼感はメントールの刺激で、乾きの改善とは無関係。刺激が強いものは避ける人も。
誤解4|充血したら充血除去の目薬を毎日
血管収縮剤の連用は反跳性充血。充血の原因(乾き・アレルギー・炎症)を眼科で。
誤解5|目薬は開封後も長く使える
開封後は1か月程度(製品表示)。使い切りタイプは開けたら当日。容器の先を目やまつげに触れさせない。
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出典
- 公益財団法人日本眼科学会「ドライアイ」(目の病気)
https://www.nichigan.or.jp/public/disease/
- 厚生労働省「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」(令和元年)
https://www.mhlw.go.jp/content/000539604.pdf
- 日本OTC医薬品協会「目薬の正しい使い方」
https://www.jsmi.jp/
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本記事は、特定の症状の診断・治療・予防を目的としたものではありません。体調に不安がある場合は、自己判断せず医療機関にご相談ください。
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