体重の測り方について、よくある誤解は?
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体重計は最も身近な健康機器ですが、「いつ測るか」「毎日測るべきか」「体脂肪率は信じてよいか」は各国で問われます。日本の家庭用体重計(体組成計)の普及を踏まえて整理します。
判断の材料
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 1日の変動 | 約1〜2kg(食事・水分・排泄・発汗) |
| 測る条件 | 朝、起床後・排尿後・朝食前、同じ服装(下着)、同じ体重計を同じ床(硬い平面)に |
| 頻度 | 毎日が、体重管理では変化に気づきやすいとされる。日々の上下は気にせず週平均を見る |
| 家庭用体脂肪率(インピーダンス法) | 体の水分量で数%変わる。入浴後・運動後・食後は避ける。同条件での推移だけを見る |
| BMI | 体重(kg)÷身長(m)²。日本の基準:18.5未満やせ、18.5〜25未満普通、25以上肥満 |
| 目標 | 健康日本21(第三次)はBMI 18.5〜24.9の人の割合を目標に。やせ(とくに若年女性・高齢者)も課題 |
- 家庭用体組成計は「体重計」としてはJIS規格・計量法の対象、体脂肪率などは推定値で医療機器ではありません。
- 国民健康・栄養調査では、20代女性のやせ(BMI18.5未満)の割合が約2割で推移し、国の課題として挙げられています。高齢者の低栄養も同様です。
【要検証】BMIの区分は日本肥満学会の基準、やせの割合は国民健康・栄養調査の最新年で確認してください。
誤解1|昨日より1kg増えたから太った
1日の変動の範囲です。塩分の多い食事・水分・便通で動きます。1週間の平均で判断します。
誤解2|体脂肪率は正確な数字
家庭用は推定値です。水分の状態で数%ずれるため、同じ条件で測った推移だけを見ます。
誤解3|体重計は毎日乗ると気になりすぎるから月1回
体重管理の研究では、毎日または週数回の測定が変化への気づきに有効とされます。数字に一喜一憂しない見方(週平均)が前提です。
誤解4|BMIが低ければ健康
やせ(BMI18.5未満)は、骨量の低下・月経不順・低栄養などのリスクと関連し、国の健康目標でも課題です。「痩せているほどよい」は公的な見解ではありません。
誤解5|体重計はどこに置いても同じ
カーペットや畳の上では正確に測れません。 硬く平らな床で。電池の消耗でもずれます。
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出典
- 厚生労働省「健康日本21(第三次)」(適正体重を維持している者の増加)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kenkounippon21_00006.html
- 厚生労働省「令和5年 国民健康・栄養調査結果の概要」(BMIの分布)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47433.html
- 厚生労働省 e-ヘルスネット「BMI」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/metabolic/ym-002.html
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